紀州編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 07:17 UTC 版)
「BASARAの登場人物」の記事における「紀州編」の解説
那智(なち) 声 - 千葉繁 / (なし) 紀州・熊野出身の大神官の跡取り息子。近海の主の鯨に挑んでいるところをタタラ(更紗)達と知り合う。 紀州なまりの長身の男性。性格は気さくで、加えて能天気で商売人。タタラ軍のムードメーカー的存在。サバイバル能力・単独(潜入)行動力に長け、幾度も更紗達の危機を救った。普段はおちゃらけているが、真剣になる時は親友である聖すら止められない強い意志の持ち主。その強い意志は親友である聖はもちろん、敵である赤の王の部下達の心も動かす程である。自分が穂積にかけた言葉により彼が父を庇って死亡したことに責任を感じ、その遺体を廉子と一緒に埋めてやろうと奔走、瀕死の重傷に陥る。網走で行き倒れた群竹を助ける等情の深さと、捻くれた性格の浅葱を受け止める寛容さを持った人物である。聖と共に「天狗党」という青年団を結成しており、副リーダーを務める。 今帰仁とは初対面で半殺しにされたが、作中終盤で行動を共にした時、彼を『新入り』と呼び、仲間として受け入れている。 12月2日生まれ。O型。名前の由来は和歌山県の地名から。 聖(ひじり) 声 - 中原茂 / (なし) 那智と同じ紀州・熊野出身の雑賀・根来宗の総元締めの息子。 「天狗党」のリーダーを務めており、那智と正反対で冷静で頭が切れるタイプの美青年。母を助けるためと助力を求めるタタラに、その先は何をするのか問い、初めてタタラに「新しい日本を作るために戦う」ことを意識させた。居合いの達人でもある。那智とは小さい頃からの親友。後先考えずに突っ込んで行く彼を常に心配している。那智と組めば漫才のような会話をし、戦闘でも絶妙のコンビネーション技を繰り広げる。 タタラ軍の中では常に冷静に物を考え、更紗や周りに時に厳しい指摘を行うポジションだが、那智が瀕死の重傷を負った際は取り乱し、自らの血を那智に飲ませようとした。なおその際、那智へ「死ぬ時は一緒やで」と語りかけるも「嫌やー…1人で死んで」とつれない返事をされてしまい、涙ぐみながらも「なんでやねん」と突っ込んだ。那智同様に浅葱を気にかけ、仲間として受け入れている。終盤、崩落する王城に残された浅葱を那智と共に助けに来て、「熊野へ来い!!」と叫んだ。 革命の後に薫子(かおるこ)という女性と結婚する。また、紀州の代表として新政府に参加する。天狗党ではリーダーを務めていたものの、自らを参謀タイプと評し、タタラが旅立った後ハヤトを後継者に推している(外伝より)。12月19日生まれ。A型。
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