粘土版 3
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ギルガメシュ叙事詩: 粘土版 11にて改めて記載。 エンキは、シュルッパクのアトラ・ハシースに、家を解体して船を造り、エンリルが起そうとしている洪水から避難する術を話す。アトラ・ハシースは、彼と彼の家族、動物と船に乗り扉を閉め避難。嵐と洪水が起こってから7日後、アトラ・ハシースは神々に生け贄を捧げる。エンリルは、エンキが計画を漏らしたことを咎めるも、エンキとエンリルは和解。
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粘土版 3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 07:09 UTC 版)
ギルガメシュは杉を得るため、杉の森に住む怪物フンババを倒すことをエンキドゥに提案。エンキドゥの目には涙が溢れ、遠征を強く反対されるが、ギルガメシュはエンキドゥの涙に驚きながらも心を痛め、土から生まれた彼にも苦しみを感じる心があることに焦りを抱く。旅の成功を祈る儀式を終え、2人の出発をウルクの民たちは祝福し送り出す。 杉の森はシャマシュが所轄しているため、ギルガメシュはシャマシュに遠征の決意を述べて許可を(或いは神託を占って)もらうシーンがある。また、ギルガメシュは母ニンスンを訪ねると、ニンスンは不安な面立ちをしながらその決意を聞き、シャマシュに「何故あなたは息子の気持ちを動かすのか」などと不平不満を言いつつ女祭事たちと共に丁寧に祈祷を行い、それが終わると決心したようにエンキドゥを養子に迎え入れて護符を与えた。 一方、ウルクの長老たちはギルガメシュに「年が若いから気持ちがはやっている」と言って遠征に反対したが、シャマシュの加護があることを祈って結果的に承諾することとなったようである。
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