粒坐天照神社とは? わかりやすく解説

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粒坐天照神社

読み方:イイホニマスアマテルジンジャ(iihonimasuamaterujinja)

別名 りゅうざてんしょう

教団 神社本庁

所在 兵庫県龍野市

祭神 天照国照彦火明

神社名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

粒坐天照神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/23 02:04 UTC 版)

粒坐天照神社(いいぼにますあまてらすじんじゃ)は兵庫県たつの市の日山(白鷺山)に鎮座する神社伊和神社海神社とともに播磨三大社とされる。旧県社。現在、鎮座する天神山が「龍が坐った形に似ている」ことからついた旧称の龍座神社として地域で広く親しまれている。




  1. ^ 『研云祭神当社ハ天照國照彦火明命トシ当社の西方ナル揖西村ニ鎮座セル井関三神社ノ祭神ヲ天照國照彦火明櫛玉饒速日命トス両神ハ別神ノ如ク見ユレドモ旧事本紀ニヨル饒速日命ヲ称スルニ井関三神社ノ祭神ノ如ク記セルヲ見ル』兵庫県神社誌。但し、アメノホアカリを祭神とする粒坐天照神社は一時期、本殿正面主祭神に天照大神(あまてらす-おおかみ)を祀り、また、明治期以降の国家神道体制の影響により社号を『~あまてらす-じんじゃ』としている。一方、ニギハヤヒを祭神とする井関三神社では旧社号・天照神社を『あまてる-じんじゃ』とし、また、祭神名を『あまてる-くにてる-ひこ~』として、天照(あまてらす)信仰とは異なるものとしている。但し、先代旧事本紀はアメノホアカリとニギハヤヒを同一神とみなす。
  2. ^ 但し、粒坐天照神社がこの説を採用し主張するようになったのは比較的近年のことであり、従来より中臣印達神社がこの説を有力視されてきた。中臣印達神社#粒丘伝説と式内粒坐天照神社を参照のこと。
  3. ^ 神祇志料」「播磨鑑」「播磨名所巡覧図会」「揖保郡地誌」『粒坐天照神社延喜式祭神々明宮伊勢村(播磨国風土記に記載の揖保郡林田里伊勢野/姫路市林田町上伊勢に鎮座する八幡神社)の地に在社跡大門等の跡在』として異説を主張する。
  4. ^ 播磨国内大小明神174座が記載された『播磨国内神名帳』には中臣印達神社が『中臣太神』と記載されており、粒坐天照神社と合祀されていたこと示唆しているとされる。
  5. ^ 的場山と同じ山系の北西に位置する亀山の井関三神社奥宮神社のこと


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