第38独立海兵旅団 (ウクライナ海兵隊)とは? わかりやすく解説

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第38独立海兵旅団 (ウクライナ海兵隊)

(第38独立海軍歩兵旅団 (ウクライナ海軍) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/28 05:11 UTC 版)

第38独立海兵旅団
創設 2023年2月
所属政体  ウクライナ
所属組織 ウクライナ海兵隊
部隊編制単位 旅団
兵科 海兵隊
兵種/任務 水陸両用作戦
人員 2,000人[1]
通称号/略称 A4765
標語 勝利は忠実な者を愛する
上級単位 海兵隊司令部
戦歴 ロシアのウクライナ侵攻
指揮官 エウヘニー・ボヴァ中佐
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第38独立海兵旅団(だい38どくりつかいへいりょだん、ウクライナ語: 38-ма окрема бригада морської піхоти)は、ウクライナ海兵隊旅団。海兵隊司令部隷下。

概要

ロシアのウクライナ侵攻

ウクライナ海軍第38独立海軍歩兵旅団章

2023年2月、ロシアのウクライナ侵攻の影響に伴い、ウクライナ海軍第36独立海軍歩兵旅団隷下の第503独立海軍歩兵大隊を基幹に第38独立海軍歩兵旅団として創設された[2]

東部・アウディーイウカ戦線

2023年3月、第503独立海軍歩兵大隊が東部ドネツィク州ポクロウシク地区に配備され、アウディーイウカを防御した[3]

2023年5月23日、ウクライナ海軍からの独立で創設されたウクライナ海兵隊に編入した[4]

東部・南ドネツク戦線

2023年7月、東部ドネツィク州ヴォルノヴァーハ地区に配備され、ヴェリカ・ノヴォシルカ方面で攻勢を開始し、8月にウロジャイネを解放した[1][5]

南部・ドニエプル川戦線

第38旅団旗

2023年10月、南部ヘルソン州ヘルソン地区に再配置され、ドニエプル川東岸に展開した[6]

東部・ポクロウシク戦線

2024年10月、激戦地の東部ドネツィク州ポクロウシク地区に再配置され、友軍の救援でポクロウシク方面に展開した[7]

2024年12月5日、勇気と勇敢さに対する栄誉賞を授与された[8]

編制

  • 旅団司令部
  • 第503独立海兵大隊マリウポリ
  • 第1海兵大隊
  • 第2海兵大隊
  • 戦車大隊
  • 旅団砲兵群
    • 本部中隊
    • 自走砲大隊
    • ロケット砲大隊
    • 対戦車砲大隊
  • 防空大隊
  • 工兵大隊
  • 整備大隊
  • 兵站大隊
  • 偵察中隊
  • 狙撃中隊
  • 電子戦中隊
  • 通信中隊
  • レーダー中隊
  • NBC防護中隊
  • 衛生中隊
  • 無人機中隊 コルサ―ル

脚注

出典

外部リンク




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