ロケット・砲兵_(ウクライナ軍)とは? わかりやすく解説

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ロケット・砲兵 (ウクライナ軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/02 01:48 UTC 版)

ウクライナ軍ロケット・砲兵
Ракетні війська та артилерія України
ウクライナ陸軍ロケット・砲兵のエンブレム
創設 1992年
国籍  ウクライナ
軍種
兵科 砲兵
規模

(以下は歩兵旅団、戦車旅団等に属さない独立部隊のみ)

  • 陸軍:13個独立旅団
  • 空中機動軍:1個独立旅団
  • 海兵隊:2個独立旅団
  • 国家親衛隊:1個独立旅団
主な戦歴
  • ドンバス戦争
  • 2022年ロシアのウクライナ侵攻
  • 識別
    腕章
    ※陸軍部隊
    テンプレートを表示

    ロケット・砲兵ウクライナ語: Ракетні війська та артилерія України)とは、ウクライナ軍の砲兵のことである。呼称の通りに、従来式の火砲だけでなく多連装ロケット砲短距離弾道ミサイル、さらには対戦車砲も装備・運用する。

    編成

    ウクライナ軍の戦車旅団機械化旅団山岳強襲旅団海兵旅団空中機動・空中強襲旅団はいずれも、傘下に旅団砲兵群ウクライナ語: Бригадна артилерійська група)と呼ばれる砲兵部隊を有しており、その編成はおおむね以下の通り。

    • 榴弾砲(牽引砲もしくは自走砲)×1~2個大隊
    • 多連装ロケット砲×1個大隊(BM-21グラード系列)
    • 対戦車砲×1個大隊。

    (部隊によっては榴弾砲大隊が1個大隊に削減されたり、対戦車砲大隊や多連装ロケット砲大隊が省略されることもある)

    旅団砲兵群以外では、より長射程、大威力の火砲やロケット砲、短距離弾道ミサイルを装備した独立砲兵旅団も存在しており、東西南北の各作戦管区や陸軍司令部、空中機動軍司令部、海兵隊司令部の隷下に配属されている。

    隷下部隊

    各戦闘旅団隷下の旅団砲兵群を除いた、独立砲兵・ロケット砲・ミサイル旅団のみ。

    陸軍

    陸軍司令部直属部隊
    東部作戦管区所属
    西部作戦管区所属
    南部作戦管区所属
    北部作戦管区所属
    予備軍団所属
    第10軍団所属
    訓練・教導部隊

    空中機動軍

    海兵隊

    国家親衛隊

    国家親衛隊には独立砲兵旅団は編成されておらず、第4即応旅団第3特務旅団などの重戦闘部隊に付属する砲兵大隊のみであったが、2024年4月に初の独立砲兵旅団である第16旅団が編成された。

    装備品

    以下に表記する装備品は、2022年ロシアのウクライナ侵攻以前から運用していたもののみ表記する。

    対戦車砲
    牽引式火砲
    自走砲
    多連装ロケット砲
    弾道ミサイル
    地対艦ミサイル

    関連項目




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