第45独立砲兵旅団_(ウクライナ陸軍)とは? わかりやすく解説

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第45独立砲兵旅団 (ウクライナ陸軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/26 03:38 UTC 版)

第45独立砲兵旅団
創設 2016年8月1日
所属政体  ウクライナ
所属組織 ウクライナ陸軍
部隊編制単位 旅団
兵科 ロケット・砲兵
兵種/任務 火力支援
所在地 リヴィウ州ヤーヴォリウ
上級単位 予備軍団
戦歴 ロシアのウクライナ侵攻
指揮官 オレグ・ファイデュク大佐
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ミュロン・タルナフスキー名称第45独立砲兵旅団(だい45どくりつほうへいりょだん、ウクライナ語: 45-та окрема артилерійська бригада)は、ウクライナ陸軍旅団予備軍団隷下。

部隊名には、「ミュロン・タルナフスキー」の名称が冠されている[1]

概要

ドンバス戦争

2016年8月1日、ドンバス戦争の影響に伴い、予備軍団予備役)の砲兵部隊として、リヴィウ州で創設された[2]

ロシアのウクライナ侵攻

2022年2月24日から、ロシアのウクライナ侵攻では、旅団司令部が徴集兵を含む52人の軍人で維持されていたため、兵員の9割を動員兵で充足して3日で再編された。侵攻前は砲兵とは無関係の民間人新兵が多かったが、祖国防衛で士気は高く3月上旬には第57榴弾砲大隊、第62榴弾砲大隊、第87対戦車砲大隊が北部キーウ州キーウ、第64榴弾砲大隊が中部ドニプロペトロウシク州クルィヴィーイ・リーフに実戦配備され、友軍を火力支援した[2]

南部・ザポリージャ戦線

2022年3月中旬、旅団司令部、第59榴弾砲大隊、第411独立小銃大隊が南部ザポリージャ州ザポリージャに配備された[2]

2022年5月、第411独立小銃大隊が南部ザポリージャ州ポロヒー地区フリャイポレに配備されている[2]

北東部・ハルキウ戦線

2022年8月から、第62榴弾砲大隊が北東部ハルキウ州に再配置され、2022年ウクライナの東部反攻に火力支援で参加し、ハルキウ州の大部分を解放した[2][3]

東部・バフムート戦線

2023年1月、東部ドネツィク州バフムート地区に再配置され、ソレダルの友軍を火力支援した[4]

東部・スヴァトヴェ-クレミンナ戦線

2024年3月、東部ルハーンシク州セヴェロドネツィク地区に再配置され、クレミンナの友軍を火力支援している[5]

編制

  • 旅団司令部(ヤーヴォリウ)
  • 第57榴弾砲大隊
  • 第59榴弾砲大隊
  • 第62榴弾砲大隊
  • 第64榴弾砲大隊
  • 第87対戦車砲大隊
  • 砲兵偵察大隊
  • 第411独立小銃大隊
  • 工兵中隊
  • 整備中隊
  • 補給中隊
  • 化学防護小隊

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