第156独立機械化旅団 (ウクライナ陸軍)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/28 15:53 UTC 版)
第156独立機械化旅団 | |
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創設 | 2024年4月1日 |
所属政体 | ![]() |
所属組織 | ![]() |
部隊編制単位 | 旅団 |
兵科 | 機械化歩兵 |
兵種/任務 | 機甲戦 |
人員 | 2,000人[1] |
所在地 | ザカルパッチャ州ウージュホロド |
通称号/略称 | A5003 |
上級単位 | 西部作戦管区 |
戦歴 | ロシアのウクライナ侵攻 |
指揮官 | ユーリイ・フパリュク大佐 |
第156独立機械化旅団(だい156どくりつきかいかりょだん、ウクライナ語: 156-та Окрема механізована бригада)は、ウクライナ陸軍の旅団。西部作戦管区隷下。
概要
ロシアのウクライナ侵攻
2024年4月1日、ロシアのウクライナ侵攻の影響に伴い、経験豊富な将校と動員兵を基幹に第156独立歩兵旅団として創設された[1][2]。旅団番号150番台の部隊は多くが新兵でアメリカ合衆国の軍事支援停止時期とも重なったため、編成完結までに半年以上の期間を要した[3]。
2024年10月、機械化に伴い、第156独立機械化旅団に改編された[4]。
2025年1月19日、ウクライナ軍参謀本部は、オレグ・アポストルウクライナ軍副司令官率いる参謀本部グループが旅団の査察を行ったと公表した[5]。これにより、一部の将校が実戦経験のある将校に交代するなど、旅団の改革が進められた[5]。一連の動きは第155独立機械化旅団での訓練中の脱走を受けてのものである[5]。
編制
旅団司令部(ウージュホロド)
第1機械化大隊
第2機械化大隊
第3機械化大隊
戦車大隊
第1小銃大隊
第2小銃大隊
旅団砲兵群
- 本部中隊
- 第1自走砲大隊
- 第2自走砲大隊
- ロケット砲大隊
- 対戦車砲大隊
防空大隊
出典
- ^ a b ウクライナ、機械化旅団を5個新設も装甲が薄い古い戦闘車両が配備される可能性 フォーブス・ジャパン
- ^ The army forms additional infantry brigades ミリタリー・ランド
- ^ ウクライナ軍が新たな機械化旅団を編成中 新兵は国外在住者、訓練も外国で フォーブス・ジャパン
- ^ 156th Infantry Brigade becomes mechanized ミリタリー・ランド
- ^ a b c “Генштаб заявив про “низку недоліків” у 156-й бригаді, проводиться перевірка” (ウクライナ語). Українська правда. 2025年3月7日閲覧。
外部リンク
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