第120独立領土防衛旅団 (ウクライナ領土防衛隊)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/10/29 22:59 UTC 版)
| 第120独立領土防衛旅団 | |
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| 創設 | 2018年7月10日 |
| 所属政体 |  ウクライナ |
| 所属組織 |  ウクライナ領土防衛隊 |
| 部隊編制単位 | 旅団 |
| 兵科 | 軽歩兵 |
| 兵種/任務 | 郷土防衛隊 |
| 人員 | 2,000人[1] |
| 所在地 | ヴィーンヌィツャ州ヴィーンヌィツャ |
| 通称号/略称 | A7048 |
| 上級単位 | 南部作戦管区 |
| 戦歴 | ロシアのウクライナ侵攻 |
| 指揮官 | ユーリー・パラデュク大佐 |
第120独立領土防衛旅団（だい120どくりつりょうどぼうえいりょだん、ウクライナ語: 120-та окрема бригада територіальної оборони）は、ウクライナ領土防衛隊の旅団。南部作戦管区隷下。
概要
ドンバス戦争
2018年7月10日、ドンバス戦争の影響に伴い、ウクライナ領土防衛隊の動員が開始され、ヴィーンヌィツャ州で創設された[2]。
ロシアのウクライナ侵攻
東部・バフムート戦線
2022年8月、ロシアのウクライナ侵攻で第173独立領土防衛大隊が激戦地の東部ドネツィク州バフムート地区に配備され、バフムート市を49日間防御した[3]。2023年1月にバフムート北のソレダル方面を防御した。初の実戦で戦い方がよく分からなかったため、第93独立機械化旅団に教えてもらいながら、ローテーションをこなした[4]。
東部・スヴァトヴェ-クレミンナ戦線
「第二次クレミンナの戦い」も参照
2024年5月、第170独立領土防衛大隊が東部ルハーンシク州セヴェロドネツィク地区に配備され、クレミンナ西のリマン方面に展開した[5]。
北東部・ハルキウ戦線
2024年5月、第172独立領土防衛大隊がロシアと国境を接する北東部ハルキウ州ハルキウ地区に配備され、第125独立領土防衛旅団、第23独立機械化旅団隷下の第415独立小銃大隊と共にハルキウ北の国境を防御したが、ロシア軍の攻勢を受けて防衛線が脆弱と判断して早期撤退した[6]。
東部・ポクロウシク戦線
「マリンカの戦い (2022年)」も参照
2024年9月、第210独立領土防衛大隊が激戦地の東部ドネツィク州ポクロウシク地区に配備され、10月にマリンカ西のヒルニク村で連係ミスからロシア軍に包囲されて自力で解囲したが、戦死者11人、戦傷者70人の損害を受けた[7]。
編制
火力支援中隊- 迫撃砲中隊
- 対破壊工作中隊
- 戦闘・後方支援隊
衛生隊
出典
- ^ 装備不足のウクライナ領土防衛隊、鹵獲した古いロシア戦車をフル活用 フォーブス・ジャパン
- ^ 第120独立領土防衛旅団 ウクライナ領土防衛隊公式サイト
- ^ "Змогли 49 днів бути на позиції з мінімальними втратами" – історія захисника на псевдо "Сеня" ススピーリネ
- ^ Доброволець «Гуцул» із тероборони Вінниччини розповів як «насипали» вагнерівцям під Бахмутом та Соледаром ヴィーンヌィツャ州公式サイト
- ^ イリヤ・スニグル 記念碑 ロシアの対ウクライナ戦争で死亡した人々
- ^ why Проти командування 125 бригади відкрили справу про залишення позицій на Харківщині ウクラインシカ・プラウダ
- ^ Russia's war on Ukraine. 28.10.24 防衛戦略センター
外部リンク
 ウクライナ陸軍 Сухопутні війська України
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