第3部 マンモス・コング
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「月光仮面」の記事における「第3部 マンモス・コング」の解説
「あらすか丸」が南極で捕獲した、身長15mの巨大な変成ゴリラは「マンモスコング」と名付けられ、東京港に運び込まれた。折しも風速30mの大型台風が東京を襲い、コング射殺処理の報道に心を痛める繁と木の実をよそに、マンモスコングは船ごと海に沈んで死んでしまう。だが翌朝、コングの死体は何者かに盗み去られていた。台風下で脱獄した凶悪犯を集めた国際暗殺団はコングを不死身の怪獣として蘇らせ、東京を襲わせる。これに対抗して、山脇博士たちは等身大の電子ロボット「人工コング」を用意するが……。 「マンモスコング」は2本の牙と額に大角を持つ怪獣で、ぬいぐるみ衣装は時代劇俳優の高木新平が自作し自演した。高木新平は「人工コング」のぬいぐるみも製作している。 この『マンモスコング』編ではミニチュアを使った特殊撮影が行われた。その発端は、月光仮面のお面が無許可販売されていると知ったスタッフが玩具店に確認に行った際、精巧なミニチュア自動車が売られているのを見つけ、これを使って特殊撮影が出来るのではないかと思ったことだった。玩具に合わせて20分の1スケールのセットが手作りされ、そこでミニチュア自動車などを配置して撮影された。特撮専門のスタッフはおらず手探りの状態で行われ、コンビナートの炎上シーンでは火を焚きすぎてセットが火事になる寸前であったという。 登場する自衛隊は本物で、11月1日の自衛隊創立記念日に便乗して撮影された。警視庁の施設や警察官も警視庁の許可を得て本物が登場している。 「国際暗殺団」 「殺し屋ジョー」と名乗る男(演:高塔正康)が首領を務めている。部下は黒覆面に胸に白地の「X」の入った黒服を着こんでいる。 話サブタイトル話サブタイトル1 生きている怪獣 7 知恵くらべ 2 予言的中 8 正義の逆襲 3 狙われた総裁 9 迷路の追跡 4 海の決戦 10 危うし名探偵 5 祖国のために 11 悪は滅びる 6 不死身の戦い -
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