第1~第3巻の登場人物とは? わかりやすく解説

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第1~第3巻の登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/14 04:14 UTC 版)

用心棒日月抄の登場人物」の記事における「第1~第3巻の登場人物」の解説

青江又八郎(あおえ またはちろう本作主人公。 【第1巻26歳物語開始時元禄14年)。国元馬廻り役を務めていたが、前の年の暮れに、家老大富丹後藩主壱岐守毒殺しようとする企てを偶然耳にする。許婚の父、平沼喜左衛門相談したところ、突然斬りかかられ反射的に喜左衛門を斬ってしまう。そして、そのまま出奔し江戸隠れ住んでいる。 国元一刀流 道場師範代務めた剣客で、江戸で相模屋通じて用心棒稼業食いつないでいる。また、時折国元から刺客送られてくるが、ことごとく返り討ちにしてきた。 請け負う仕事は、なぜか赤穂浪士が絡むものが多い。彼らが本懐遂げたときは、胸を熱くして凱旋行列見送った赤穂浪人討ち入り後、大富対抗する中老間宮呼ばれ密かに帰国した。そして、大富上意討ち にする。 【第2巻28歳大富断罪から2ヶ月後間宮中老呼び出される。そして、大富静馬が、前藩主毒殺に絡む陰謀証拠書類大富丹後日記一味からの手紙、そして連判状)を持って姿を消したこと、それを公儀隠密狙っているらしいこと、前藩主異母兄であり、藩政黒幕呼ばれた寿庵保方が連判状筆頭名を連ねているらしいことを聞かされた。密かに脱藩し静馬から証拠書類取り戻すよう間宮から命じられ又八郎は、再び江戸戻った前回同様、用心棒稼業糊口をしのぎながら、静馬行方を追う。藩が抱え密偵組織、嗅足(かぎあし) 組の頭の娘、佐知協力によって、手紙日記取り戻していく。又八郎を静馬仲間だと誤解した公儀隠密捕らえられて、拷問を受けるなどの苦労重ね脱藩して約1年後に、ついに静馬討ち果たした。そして、連判状手に入れると、帰国の途についた。 【第3巻29歳大富静馬討ち果たし帰国して後、特に加増もなく元の馬廻り100石に戻されただけであった。 その半年後、道で斬り合い遭遇し藩士おぼしき男が殺されたのを見届ける。ところが、役人呼び行っている間に、その死体消えてしまった。その後谷口権七郎呼び出され、寿庵保方が嗅足組壊滅させ、自分忠実な密偵組織作ろうとしており、死体消えた事件もその一環であることを聞かされて、藩内の騒動終わっていないことを悟らされる。谷口から、寿庵が放った5人の刺客から、江戸嗅足組面々を守るよう密命受けた又八郎は、またも脱藩し江戸に向かう。 間宮中老違い谷口十分な支度金用意してくれたが、江戸到着してすぐに細谷の妻見舞金渡した上、残金すべてを泥棒持って行かれたため、用心棒稼業復帰せざるを得なくなる。しかし、仕事合間佐知江戸嗅足組協力しながら刺客たち追い詰め死闘の末に次々と斃していく。そして、最後にして最大強敵である筒井平を討ち果たすと、国元戻っていった。 谷口と共に間宮事の次第説明した後、牧与之助渋谷甚之丞と共に寿庵一党対す討手選ばれた。寿庵が現藩主毒殺しようとしたことが明らかになったとき、手はず通り寿庵を斬り捨てた第1巻でも第2巻でも、藩のために命がけ働いたにもかかわらずいっさい褒賞与えられてこなかったが、今回功績認められ20石の加増となる。

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