秋田紅あかり【アキタベニアカリ】(果樹)
登録番号 | 第12731号 | |
登録年月日 | 2005年 2月 7日 | |
農林水産植物の種類 | りんご | |
登録品種の名称及びその読み | 秋田紅あかり よみ:アキタベニアカリ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 秋田県 | |
品種登録者の住所 | 秋田県秋田市山王四丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 丹波仁、上田仁悦、佐藤廣、佐々木美佐子、小林香代子、照井真、加賀谷松和 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、自然交雑実生から選抜して育成されたものであり、果形が長円、大きさが大、果皮を被う色が赤の育成地(秋田県平鹿郡平鹿町)では10月下旬に成熟する晩生種である。 樹のタイプは普通型、樹姿は中間、樹勢は中である。枝梢の太さは細、節間長は短、皮目の大きさ及び多少は中、えき花芽の着生は少である。葉身長及び葉形は長、葉色は緑、たく葉の形は鎌形、葉柄の長さ及び太さは中である。花の大きさは中、色は淡桃、花弁の形は卵、やくの色は淡黄である。果形は長円、王冠は無、がくの開閉、がくあの深さ、幅、こうあの深さ及び幅は中、果実の大きさは大、果皮の地色は黄緑、果皮を被う色は赤、量は多、強さは濃、着色部縞模様の多少は無、さびの位置はこうあ、量は中間、さび状果点は有、果点の大きさは大、密度は高、スカーフスキンは多、果皮のろう質は中、ひびは有、粗滑の程度は中である。果梗の長さ及び太さは中、肉こうの有無は無である。果心の形は円錐、大きさは中、果肉の色は黄白、褐変化、硬さ及び肉質は中、蜜の多少は無~僅、甘味は高、酸味は弱、渋味、香気及び果汁の多少は中、種子の形は倒卵、大きさは小である。発芽期及び開花期は中、成熟期は晩で育成地においては10月下旬である。結果の早晩は中、後期落果は無~僅、普通貯蔵及び冷蔵貯蔵は長、心かびの発生は無~僅である。 「ふじ」と比較して、果皮を被う色の強さが濃いこと、果皮のひびが有ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に秋田県果樹試験場(平鹿郡平鹿町)において、台木用自然交雑実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお、出願時の名称は「紅あかり」であった。 |
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