生徒会役員編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 11:48 UTC 版)
VS 生志摩妄(3巻) 債務整理大集会を終えなお「家畜」となっている夢子は、かねてから熱望していた綺羅莉とのギャンブルを行うため、綺羅莉に「公式戦」を申し込みに向かう。しかしその道中、生徒会役員で美化委員長の生志摩妄に鈴井と共に監禁され、ギャンブル「ESPゲーム」を申し込まれる。 夢子は「ゲームは最大3セットまで」「鈴井をディーラーとする」「敗者は勝者に10億円支払う」という条件を課した上で、勝負を承諾する。しかし妄は「わざと負けて夢子に殺される」ことを自らの勝利条件として勝負していた。だが夢子はこの妄の思惑を見破り、「撃たず撃たれず」の引き分けに勝負を持ち込んだ。妄のことは「ただの死にたがり」と称し、軽蔑の眼差しを向けた。 VS 夢見弖ユメミ(4巻) 夢子の存在によって生徒会の権威が揺らぐことを危惧した生徒会は、役員の1人でアイドルとしても活動している夢見弖ユメミが生徒会を代表して夢子と勝負することになり、「一流アイドル決定戦 バトっていいとも!」という企画で共演を依頼する。夢子は承諾するが、夢子が敗れた場合「人生計画表」の内容を「ユメミとユニットを組んでアイドルデビューする」というものに変更、という人生を賭けた勝負であった。ユメミは勝利への確信を持っていたが、手違いと悪運が重なったことで敗北する。 VS 豆生田楓(5巻) 企画終了後、夢子は観客に「何者かがユメミが破ったファンレターを自分に送り付けユメミを陥れようとした」という事実を告白。ユメミはその犯人が生徒会会計の豆生田楓だと断言。夢子は「ギャンブルで勝った者が正義」という学園の流儀のもと豆生田にギャンブルを要求。豆生田は断るが、夢子が「公式戦」の権利を行使したため、必然的にギャンブル「選択ポーカー」による勝負が成立する。 資金力では豆生田が圧倒的に上回っていたため、夢子のチップはすぐに尽きる。だが皇伊月の協力を仰ぎゲームを続行。最終的に豆生田は皇を侮っていたことが仇となり敗北。夢子は現金30億円と豆生田の人生の決定権を手にする。 VS 五十嵐清華(6巻) 生徒会役員の2連敗を目の当たりにした生徒会書記の五十嵐清華は、対決が終了し観客が撤収した直後、生徒会の権威を揺るがす夢子を「疫病神」と謗り出す。また、自分が忠誠を誓う綺羅莉が夢子と楽しそうに会話する様子を見て耐え難い屈辱を抱く。覚悟を決めた清華は夢子にギャンブルを申し込む。 2人のやり取りを楽しげに見ていた綺羅莉は、2人にギャンブル「扉の塔」を提案する。清華は自らの勇気と才能を信じ優勢でゲームを進めたが、塔の仕組みを理解した夢子がショートカットを発見したことで敗北。しかし綺羅莉は清華の「合理的さ」を買い、清華に自分の秘書になるよう推薦した。 アニメ版においては、2期の生徒会選挙の公共財ゲームの後の中間発表生放送中に、綺羅莉と夢子のやり取りを見て「疫病神」と認識したことでギャンブルが始まる。また、1期で豆生田との対決が終わった後には、綺羅莉と夢子のタロットゲームが行われている。
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