環境・福祉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 07:15 UTC 版)
環境・福祉の取組み 住民による環境権訴訟としては日本国内初の伊達火力発電所建設差止請求訴訟(伊達環境権訴訟)や日本国内の市としては初のゴミ収集有料化を実施したことなどから、環境への取り組みに積極的かつ優れている市として知られている。伊達市環境基本条例に基づく伊達市環境市民会議では、公募者を全員採用した(市民参加型の地方行政モデル)。また、高齢者や障害者を積極的に受け入れて新しい福祉の考え方を模索・実践している。2005年(平成17年)、小泉内閣の推進する構造改革の一環である民間都市再生事業計画認定制度の都市再生モデルとして高齢者安心生活まちづくり(ウェルシーランド構想)が紹介された。2007年(平成19年に「地域づくり総務大臣表彰」受賞。 環境への取り組み事例 1972年(昭和47年):伊達火力発電所建設差止請求訴訟、提訴。北海道電力と公害防止協定締結。 1975年(昭和50年):「悪臭防止地域」指定。 1976年(昭和51年):志村化工と公害防止協定締結(1982年(昭和57年)操業停止)。 1980年(昭和55年):伊達火力発電所建設差止請求訴訟、原告側敗訴。 1989年(平成元年):ゴミの有料化開始。 1999年(平成11年):伊達市環境基本条例施行。 2004年(平成16年):伊達市環境美化条例施行。 2007年(平成19年):伊達市木質ペレット製造施設完成。 2012年(平成24年):資源エネルギー庁による次世代エネルギーパーク認定。 伊達ウェルシーランド構想の主な事業 伊達版安心ハウス 伊達版優良田園住宅(田園せきない) 伊達版ライフモビリティサービス(愛のりタクシー) 心の伊達市民 地域の情報発信(地域情報センター) 住宅の流通促進 移住・定住促進事業
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