王位継承サバイバルマッチ終了後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 08:22 UTC 版)
「ブロッケンJr.」の記事における「王位継承サバイバルマッチ終了後」の解説
王位継承サバイバル・マッチが終了した後、ブロッケンJr.は東西に分かれていがみ合っていた故郷ドイツに戻り、母国の平和のために力を使おうと張りきっていた。だが直後にベルリンの壁の崩壊により祖国に平和が戻り、活躍の場がなくなってしまった。念願の平和が訪れたことを喜ぶが、戦うことのみの生活を送っていた彼にとって実際の平和な日々は退屈なものであった。他の目標を見つけようとするも叶わず、いつしか酒浸りの毎日を送るようになり、ベルリン市民からも疎まれる存在になっていく。 そんな自堕落で荒んだ生活が20数年間続いたが、ある日孤児であるジェイドと出会う。すぐにジェイドを超人だと見抜いたブロッケンJr.は、その高い格闘センスと、育ての親である人間の夫婦が超人差別主義のチンピラにリンチを受け殺害されるという過去がありながらも、人間のためにその力を使いたいというジェイドの純粋でまっすぐな気持ちに打たれる。そして彼を弟子とし一人前の超人に育て上げることを決意した。ブロッケンJr.にとって新たな生き甲斐ができた時であった。ヘラクレス・ファクトリー設立の際には、その指導力を買われ教官へと誘われていたが、ジェイド一人を育て上げることを理由として申し出を断っている。 試合ではジェイドのセコンドに付き、冷静で的確な指示を送っていたが、第22回超人オリンピックにおいてキン肉万太郎との友情が瀕死の重傷を負ったジェイドを救ったのを見て、既に自分がジェイドに教えるものはないと感じ取り、彼の元を去っていった。 ゆでたまごはスペル・デルフィンの「ブロッケンJr.のJr.の登場はあるのでしょうか?」の質問に対し、「ブロッケンIII世の名前でその内登場すると思う」と回答している。その後息子ではなく愛弟子ジェイドが登場しているが、後のインタビューにおいてゆでたまごは「ブロッケンJr.が結婚して幸せになっているイメージは思い浮かばなかった」と、息子が登場させなかった理由を答えている。 第1回キャラクター人気投票では第5位、第2回キャラクター人気投票では第18位、第3回キャラクター人気投票では第12位 にランク入りしている。
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