流鏑馬についてとは? わかりやすく解説

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流鏑馬について

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 02:24 UTC 版)

四十九所神社」の記事における「流鏑馬について」の解説

鹿児島県内においてはこの神社の名前を出すよりも、「流鏑馬中学生が馬に乗って駆け弓矢的を射る)祭が催される神社」と説明する方が通り早い。なお、流鏑馬そのもの歴史全国的に見ても旧く、肝付氏伴氏)がこの地に定住始めた100年後から始まったとされ、900年近く歴史を誇る。また、流鏑馬催される参道(宮之馬場)は、この神事のため神社向かって道路の右半分舗装されないままになっている射手について、昔は麓集落二才衆よばれる青年集団中でも15歳から16歳)の中から選ばれていたが、後に長稚児(おせちご)と呼ばれる14歳くらいの男子の中から選出されるようになった。現在は8月中に地元中学2年になる男子生徒の中から射手選定され9月より旧国鉄大隅線跡地使って練習をし、神社前宮馬場使ってリハーサル行い本番に臨む。 また、流鏑馬奉納2日前に柏原(かしわばる)海岸において馬、射手共に「汐がけ」と呼ばれる禊ぎ行い当日まで宮篭り(現在は注連縄張られコミュニティセンター一室寝泊り)をする。この「汐がけ」の際、射手父親柏原海岸清められた砂(真砂)を採り、当日流鏑馬の際に宮之馬場鳥居前広場にて子の安全を祈りつつ撒く奉納祭では初めに330mほどの宮之馬場歩いて往復する次にただ弓だけ持ち馬場駆け抜ける空走り)。次にいよいよ弓に矢をつがえ、駆けながら沿道掲げられ3枚的を射抜く。これを3回繰り返す前年射手務めた射手は馬には乗らず疾走する馬を追走射手事故があった場合予備射手として不測の事態備える。 多くの的に命中すると良いとされるが、9全て命中させることはしない来年度はさらに上をめざすという想い込められている。射抜かれた的は魔除けとして縁起物とされ、また真中命中した矢は篭り矢と呼ばれ神前供えられる真中命中したかどうか篭り矢の判断は的を中心支える竹に当たったかどうか判断される昭和56年1981年3月27日に県の無形民俗文化財指定される平成18年2006年)からは地元コミュニティFM局FMきもつきやぶさめ祭り生中継実施しており、おおすみFMネットワーク通してFMかのやFM志布志FMたるみずと4局ネット放送されている。

※この「流鏑馬について」の解説は、「四十九所神社」の解説の一部です。
「流鏑馬について」を含む「四十九所神社」の記事については、「四十九所神社」の概要を参照ください。

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Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの四十九所神社 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

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