泰緬鉄道とは? わかりやすく解説

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たいめん‐てつどう〔‐テツダウ〕【泰緬鉄道】

読み方:たいめんてつどう

《「泰」はタイ、「緬」はビルマのこと》太平洋戦争中日本軍インパール作戦物資輸送のため、タイ・ビルマ間に建設した鉄道タイ側はクワイ川沿う連合国捕虜現地人動員され数万死者出し、「死の鉄路」ともよばれた


泰緬鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/12 02:06 UTC 版)

泰緬鉄道(たいめんてつどう)は、太平洋戦争中にタイミャンマーを結んでいた鉄道。旧日本陸軍によって建設・運行されたが、戦後英国軍が日本軍捕虜に命じて部分的に撤去され、現在はナムトックサイヨークノイ停車場で途切れている[1]。日本軍の公式名称は泰緬連接鉄道。英語名称は「Thai-Burma Railway(またはBurma Railway)」だが、大量の死者を出した過酷な建設労働から、英語圏ではむしろ「死の鉄道 (Death Railway) 」の名で知られる[2]。存置部分はタイ国有鉄道南本線ナムトック支線として運行されている。深い自然の中を通っているため風光明媚であり、「チョンカイの切り通し」「タム・クラセー桟道橋(アルヒル桟道橋)」など見所も多いため、観光客に人気の路線となっている。




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泰緬鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 02:15 UTC 版)

ビルマの戦い」の記事における「泰緬鉄道」の解説

詳細は「泰緬鉄道」を参照 タイ・ビルマ国境テナセリム丘陵英語版北部のビラウクタウン(英語版)サブレンジには、イギリスによる鎖国政策のため、鉄道はおろか満足な道路整備されていなかった。日本軍補給ルート確保目的として山脈越え全長400キロ鉄道計画し建設工事1942年6月から開始された。工事指揮鉄道第5連隊および第9連隊取り作業員として捕虜62,000人、募集集まったタイ人数万人、ビルマ人18万人マレー人8万人蘭印人4万人参加した日本軍人海戦術による突貫工事要求し雨季の間も強引に工事進めた作業現場ではコレラ流行し、約半数とも言われる大量死者出したこうした犠牲のうえに、鉄道1943年10月開通した

※この「泰緬鉄道」の解説は、「ビルマの戦い」の解説の一部です。
「泰緬鉄道」を含む「ビルマの戦い」の記事については、「ビルマの戦い」の概要を参照ください。

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