極・クエストの魔物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 19:13 UTC 版)
「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」の記事における「極・クエストの魔物」の解説
ゴブリン テッドの町の外に存在しているゲーム内における最初の魔物。他のゲームにおけるゴブリンとは異なり、人の目では追えない速度で移動し、その一撃でほとんどの人間が一瞬で命を失うほどの凶悪さはまさにモンスターであり人知を超えた存在。 あまりの強さに基本的には極・クエストをプレイした人間は序盤で極力関わらないまま次の城や町に向かうようにしており、玲於奈の知る限りでは倒したことがあるプレイヤーはカムイとSHOW・HEY(しょうへい)の2人だけ。極めて稀な条件と可能性が揃った際には襲撃イベントが発生しテッドの町を襲ってくる事がある。片目(ワンアイ) ゴブリンの王。 他のゴブリンに比べ一回り大きな体格をしており獅子を彷彿させる獰猛な顔の左目はテスラによる刀傷で塞がれている。手には棍棒ではなく鋼の剣を持ち鉄の胸当てを装備する。大きな体格の割に素早さは他のゴブリンよりも素早く、高い攻撃力も持ち合わせる。 テッドの町付近で人狩りをしているゴブリンとしてガバンが特例的にテスラを派遣したが目を傷つけるだけで精一杯だったとされ、最強のNPCであるテスラと『地獄の果物ナイフ使い』が発動しているアリシア2人を相手にしても同等とされるほどの能力を発揮した。 オーク ミスティンの町周辺に存在している魔物で主にオークの森に滞在している。 一般的なゲーム同様豚のような見かけの魔物だがゴブリン以上の強さであるため並の人間では一瞬で命を失うほどの力を持っている。ゴブリンに比べると素早さは遅いが攻撃力と防御力がかなり高く、『地獄の果物ナイフ使い』が発動しているアリシアの攻撃でも耐えきれるほど。また、知能も高く罠をしかけたり倒したり捕らえたプレイヤーやNPCにえげつないことをする。 その強さの分、オークの死体から取られる骨や肉といった素材は価値があり、町で1匹につき約5万Gで取引されている。オークベイビー 子豚のようなオークの赤ん坊。 希少であるためオークの倍である10万Gで取引される。 トロル ミスティンの街西北の洞窟に住み着く魔物。 4メートルを超えるであろう山のような巨体であり、人の頭部など丸呑みに出来そうな耳まで裂けた大きな口や人の胴体ほどの太さの四肢で巨大な棍棒を振り回す。 オークの上位系ともいえるだけあり更に攻撃力や防御力が高く、それだけに素材はオークの何倍もの値段で取引されている。 悪魔 特別なクエストを受注した場合にのみ遭遇する特殊なモンスター。 『極・クエスト』運営が仕組んだ存在であり、販売者特典のキャラを見ることができるだけでなく、接触したプレイヤーがいる国の情報やプレイヤー固有の情報を組み合わせ、架空の自分の環境を作り上げてプレイヤーを撹乱し様々な手法でゲームを辞めさせようとしてくる。 正体を看破すると真の姿を現し、黒い翼を生やした悪魔の姿に変身。自身の命中率と敵からの回避能力を高める『第三の目(サードアイ)』と、3分間周囲の空間に痺れや吐き気、目眩などの効果をばら撒き行動不能にする『短期間煉獄逗留(インスタント・バガトリー)』、高い防御力を誇る黒い翼や高い攻撃力を誇る爪によりプレイヤーを苦しめる。
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