桜町遺跡とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 桜町遺跡の意味・解説 

桜町遺跡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/19 15:06 UTC 版)

桜町遺跡
位置図

桜町遺跡(さくらまちいせき)は、富山県小矢部市桜町にある縄文時代早期から江戸時代にかけての複合遺跡低湿地遺跡[1]。出土遺物のうち、1600点が小矢部市指定有形文化財に指定されている[2]

概要

1988年(昭和63年)の発掘調査において、縄文時代中期末(約4000年前)の高床建物(梁間一間型高床建築)と見られる部材が出土し(同年11月4日に小矢部市教育委員会が発表[3])、1997年(平成9年)9月3日には、小矢部市教育委員会が日本最古とみられる建物部材が出土されたと発表された[4]2000年(平成12年)には、約2800年前の環状木柱列(北陸特有の建造物)が出土した。

2009年(平成21年)10月24日には、道の駅メルヘンおやべが近隣にオープン。

展示施設

史跡公園として整備されており、環状木柱列が復元されている。公園には資料館「桜町JOMONパーク」があり、出土品が展示されている[1]

桜町JOMONパーク

  • 開館時間:午前9時00分 - 午後5時00分(入館は午後4時30分まで)
  • 休館日:月曜日(祝日、振替休日にあたるときは翌平日)、および12月28日 - 1月4日
  • 料金:無料

所在地・アクセス

脚注

  1. ^ a b 小矢部市教育委員会文化スポーツ課. “桜町JOMONパーク”. 小矢部市. 2022年9月15日閲覧。
  2. ^ 小矢部市教育委員会文化スポーツ課. “桜町遺跡出土品(考古資料)”. 小矢部市. 2022年9月15日閲覧。
  3. ^ 『新聞に見る20世紀の富山 第3巻』(2000年11月26日、北日本新聞社発行)160頁。
  4. ^ 『新聞に見る20世紀の富山 第3巻』(2000年11月26日、北日本新聞社発行)268頁。

関連項目

外部リンク

座標: 北緯36度41分19.7秒 東経136度52分17.6秒 / 北緯36.688806度 東経136.871556度 / 36.688806; 136.871556




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「桜町遺跡」の関連用語

桜町遺跡のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



桜町遺跡のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの桜町遺跡 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS