桐原グループ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 22:00 UTC 版)
「The Soul Taker 〜魂狩〜」の記事における「桐原グループ」の解説
元は葬儀事業の会社。世界的な大複合企業・桐原(キリハラ)グループ。最先端の科学力と権力を武器にし、世界中に施設や工場を設ける。 桐原 夕映(きりはら ゆい) 声 - 平松晶子 桐原グループの核である「桐原重工」の若き副社長で、シローの実姉。27歳。肩書きこそ「副」社長だが、社長の地位が空席であるため、実質的に桐原グループの全権を握っていると言っても良い。冷静沈着で機械的なキャリア・ウーマンの雰囲気だが、性格は酷く現実的で残虐非道。他人を突き放すような言動が多い。実の弟であるシローの恋人でフリッカーの「サキ」を殺害し、解剖してソウルアヌビスに取り込む。そのためにシローに心底恨まれ、強い復讐心を植え付けている。諸悪の根源である「エイリアン」とある取引をしており、琉奈を執拗に追い求める。 小説版では設定が変更されており、元はシローと仲の良い姉弟だったとされている。しかしシローをキリハラから逃そうとしたことが父・正臣の逆鱗に触れ、制裁として恋人を殺害されてしまった。以後は正臣の忠実な人形のようにその指示に従っているが、その全てはエイリアンによって、失われた恋人の魂を取り戻すためであった。 オリビア・カーライル 声 - 伊藤美紀 桐原重工の天才。生物情報工学課の研究員。岬真夜を実験、解剖した。桐原の海上基地で研究していたところをドクトル凶也や京介達に襲撃され、辛くも逃げ出す。その後、桐原の作ったテーマパーク「映画村」に潜んでいたところをまたも京介達に襲撃され、なんとか逃げ延びるが最後はリチャードの手によって殺される。外見は高貴なインテリ風。マッドサイエンティストの癖がある。 小説版では設定が変更されており、桐原正臣の弟子である科学者にして魔術師。夕映の腹心の一人としてソウルアヌビスの開発に携わるなど優れた才覚があったが、 自分の願いが叶うと知って狂喜する正臣にその成果のすべてを否定され、泣き崩れたまま、琉奈の覚醒に巻き込まれる。 ソウルアヌビス 声 - 大谷育江 桐原重工が誇る科学力と大量のフリッカーを取り込み産み出したミュータント。京介と同様に自身の核である琉奈と共鳴する力を持ち、桐原重工はソウルアヌビスを使い琉奈と京介の捕獲を企てる。能力はソウルテイカーを越える程とも言われ、戦闘ではソウルテイカーを圧倒する場面もあった。人間の姿に変わることもでき、顔は岬真夜そのものである。これは京介が真夜との戦闘を拒む事を夕映が予測したからである。両手から発する衝撃波と光の槍が主な武器で、右手を剣状に変型させることもできる。外見は怪物のように非対称だが、グロテスクではなくまとまりがある。複数のフリッカーを取り込んでいるためか女性的にデザインされている。色は主にオレンジで塗られていることが多い。
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