林業遺産とは? わかりやすく解説

林業遺産

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/10 07:05 UTC 版)

林業遺産(りんぎょういさん)は、一般社団法人日本森林学会が、100周年を契機として2013年度から選定を開始した、林業発展の歴史を示す景観、施設、跡地等や、体系的な技術、特徴的な道具類、古文書等の資料群である[1]

学会員により推薦された候補を林業遺産選定委員会で審議した上、理事会で承認を得ることにより選定される[1]。2020年度までに45件が選定されている[2]

一覧

2013年

2014年

2015年

  • 若狭地域に継承された研磨炭の製炭技術(福井県)
  • 若狭地域の里山における熊川の生産技術(福井県)

2016年

2017年

2018年

2019年

  • 湯野風穴種子貯蔵施設遺構(福島県)
  • 大日本山林会の林業文献センターと収集資料群(東京都)
  • 平蔵沢ヒバ人工林施業展示林(岩手県)
  • 米沢市の山との暮らしを伝える遺産群:草木塔群と木流し(山形県)
  • 再度山の植林と関連資料(兵庫県)
  • 大型木製水車駆動帯鋸製材装置一式(岡山県)[3]

2020年

  • 川浦山御用木御伐出絵図(群馬県)
  • 秋田藩家老渋江政光の林業思想に関する古文書及び石碑(秋田県)
  • 坪毛沢ヒバ木製治山堰堤群(青森県)
  • 甲賀の前挽鋸製造および流通に関する資料群(滋賀県)[4]

脚注

  1. ^ a b 林業遺産”. 日本森林学会. 2019年6月5日閲覧。
  2. ^ 林業遺産 日本森林学会
  3. ^ 林業遺産 全林業遺産リスト・地図”. 日本森林学会. 2021年3月8日閲覧。
  4. ^ 林業遺産選定一覧(2020年度)”. 2021年5月30日閲覧。

関連項目

外部リンク


林業遺産

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 03:54 UTC 版)

京都丹波高原国定公園」の記事における「林業遺産」の解説

日本森林学会が、林業発展の歴史を示す景観施設体系的な技術特徴的な道具類古文書等の資料群を顕彰選定する林業遺産に、「北山林業」として台杉を含む北山杉営林地と関係施設および京都北山杉の里総合センター所蔵資料2017年登録された。国定公園域内からは、右京区京北細野町宇津地域南丹市八木町日吉町美山町選出されている(左京区京丹波町綾部市からは未選)。

※この「林業遺産」の解説は、「京都丹波高原国定公園」の解説の一部です。
「林業遺産」を含む「京都丹波高原国定公園」の記事については、「京都丹波高原国定公園」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「林業遺産」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「林業遺産」の関連用語

林業遺産のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



林業遺産のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの林業遺産 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの京都丹波高原国定公園 (改訂履歴)、林業 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS