東日本大震災・地球環境問題・趣味
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 04:47 UTC 版)
「島村英紀」の記事における「東日本大震災・地球環境問題・趣味」の解説
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に関して、国としての地震情報にモーメントマグニチュードが使用されたことを、唐突なもので気象庁による意図的な情報操作であるとした。 このほか、東日本大震災以後、島村は地震やその対策についての発言を行い、著書や自らのホームページで津波警報や緊急地震速報の問題点を指摘しているほか、震災以後1年の間に4冊の本(後述)を出版した。この本は図書新聞(2011年7月2日)の1面で「内部から反逆のメッセージ」や『ジャーナリスト』(2011年5月25日、日本ジャーナリスト会議)で評価された。そのほか、ドイツのZDFテレビやARDテレビ(ドイツ公共放送連盟)、など国内外のテレビ、新聞、週刊誌、ラジオなどで地震やその対策について発言している[要出典]。 また地球物理学者として地球温暖化の科学的・国際政治的問題点など地球環境問題にも積極的に発言し子供向けと一般向けの本を相次いで出版している。このうち後者は、2011年3月に起きた東電福島第一原発の事故の前に、地球温暖化とリンクされていた原発の推進政策と地震の危険性について指摘していた。 これらのほか、人間の活動がはからずも地震を起こしてしまった世界の多くの例があり、それらについて著書やホームページで警告を続けている。 そのほか、STAP細胞問題に見る潤沢な国家資金を受けとっている理研など研究所の問題、独立法人化後の大学の研究の変質、科学と政治との距離の取り方など、科学と社会についての論考を発表している。 アフリカで祭祀に使う仮面の蒐集や、1930~1960年代のカメラの収集でも知られている。また、オランダ出身の写真家エド・ファン・デル・エルスケンが使っていたライカM3の所有者でもある。そのほか、中古車の整備も趣味にしている。
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