東日本大震災における実績
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「通れた道マップ」の記事における「東日本大震災における実績」の解説
2011年3月11日に発生した東日本大震災発生後、テレマティクスサービスを提供する複数企業が通れた道マップの提供を行った。以下、提供開始日順にサービス内容と特徴を列挙する。 2011年3月12日 ホンダが「通行可能道路実績マップ」をGoogle Earthに対応したkmzファイル形式で提供を開始した。 2011年3月15日 同データを元にGoogleマップでの「Google Crisis Response 自動車通行実績情報マップ」提供が開始された。 2011年3月17日 トヨタ自動車がG-BOOK『通れた道マップ』の提供を開始した。当初はホンダ同様kmzファイル形式により1日あたりのデータ数(通行車両数)に応じて色分け(当初は1日10本以上、途中から1日3本以上に変更)されたものであったが、後日マイクロソフトのBing Maps上に表示されるものも提供されている。 2011年3月19日 ユビークリンク(2011年7月1日株式会社野村総合研究所に合併)が『通れた道路マップ』の提供を開始した。データソースは同社の「全力案内!ナビ」と、トヨタ自動車と共同運営しているナビゲーションサービス「G-BOOK 全力案内ナビ」、およびAndroid スマートフォン向け無料アプリ「通れた道路」の走行軌跡データを集約したものとしている。 2011年3月23日 「Google Crisis Response 自動車通行実績情報マップ」のデータが、ITS-Japanによりホンダ、パイオニア、トヨタ自動車、日産自動車の4社のデータを集約したものに変更された。このデータにはVICSによる通行止めデータが表示されることが特徴であった。(4月28日サービス終了) 2011年3月25日、マピオンは東日本大震災被災地の「トラック通行実績マップ」を公開した。この地図は、いすゞ自動車が運営する高度運行情報システム「みまもりくん オンラインサービス」の通行実績情報を基に作成したもので、大型車両が通行可能な道路の確認に利用できるとしている 2011年4月1日 パイオニアは同社の2007年以降に発売された通信型カーナビで「通れた道路」の確認が可能になると発表した。 2011年4月11日 ユビークリンクの『通れた道路マップ』が1日6回、4時間ごとの更新に変更された。 2011年4月28日 ホンダは通行実績マップに加え、前日の午前6時から10時の渋滞・混雑情報を、「Google 自動車通行実績情報マップ」および「Yahoo!地図 道路通行確認マップ」で提供を開始した。 2011年11月9日 2011年グッドデザイン大賞に本田技研工業の「カーナビゲーションシステムによる情報提供サービス」が選出された。
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