東日本大震災における電力融通
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 02:47 UTC 版)
「信濃川発電所」の記事における「東日本大震災における電力融通」の解説
2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に伴い東京電力の発電所が相次いで被災、運転を停止したことで主に関東地方において電力不足となったことから、節電の呼びかけや計画停電が実施された。 当発電所関連では、十日町市の提案と国土交通省の指示により、3月14日より信濃川の試験放流を暫定的に中断し、河川維持流量を毎秒7トンに低減させたほか発電所の取水量も増加し発電量を増加させたたほか、同様にフル稼働させたJR東日本川崎火力発電所の電力とともに東京電力への融通を実施した。 なお、国内の鉄道各社では節電のため運行本数の削減や列車の運休が相次いだが、JR東日本管内でも同様の措置のほか駅構内での照明の減灯などを実施している。
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