時刻および車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 15:00 UTC 版)
「ロイヤル・ブルー (列車)」の記事における「時刻および車両」の解説
1890年代から1910年代までの期間、ロイヤル・リミテッドはニューヨーク、ワシントン双方から同時に15時に出発し、5時間後の20時に到着していた。1930年代までにはジャージーシティとワシントンの間の所要時間は4時間へと短縮された。1935年から列車が廃止となる1958年まで、ロイヤル・ブルーは毎日1往復する運行となっており、ニューヨークを朝出発してワシントンへ行き、夜に戻ってくるダイヤであった。1956年2月のオフィシャルガイドによれば、ロイヤル・ブルーの列車番号は27で、以下の時刻で運行されていた(必ず停車する駅は青、バス連絡区間は黄で示す)。 都市出発時刻ニューヨーク(ロックフェラーセンター) 8:30 am ニューヨーク(グランド・セントラル駅) 8:45 am ブルックリン 8:45 am ニュージャージー州ジャージーシティ セントラル・レールロード・オブ・ニュージャージー駅(英語版) 9:30 am ニュージャージー州エリザベス 9:46 am ニュージャージー州プレインフィールド 9:59 am ペンシルベニア州ウェイン・ジャンクション駅 10:54 am ペンシルベニア州フィラデルフィア 11:10 am デラウェア州ウィルミントン 11:35 am メリーランド州ボルチモア マウント・ロイヤル駅(英語版) 12:38 pm メリーランド州ボルチモア カムデン駅(英語版) 12:45 pm ワシントンD.C. ユニオン駅 1:30 pm 出典: Official Guide of the Railways, p. 418 東行きは列車番号28で、ワシントンを15時45分に出発し、ジャージーシティに19時40分に到着していた。 1937年から1958年までのロイヤル・ブルーは、エアコン付きの座席車、応接間付きのパーラーカー、座席車の客向けのラウンジカー、一そろいの料理を提供する完全な食堂車、列車の最後尾に連結されカフェラウンジを備えた展望車などで構成されていた。1947年8月半ばからは、後に携帯電話へと発達する技術を利用した車内電話サービスが開始され、B&Oはペンシルバニア鉄道およびニューヨーク・セントラル鉄道と並んで、アメリカ合衆国内で最初に車内電話を提供した3社のうちの1社となった。
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