星宿寺
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常玄(じょうげん) 星宿寺の阿闍梨を務める初老の男。十二神将をも超える実力をもつ。星宿寺の干渉を行う陰陽庁に対抗すべく、夜光の転生たる春虎の招聘を行う。春虎に星宿寺の官長になるよう求めるも断られ強硬手段に出た。本堂を放棄してでも勝利しようとしたが、完敗を喫し寺を崩壊させた責任として自害しようとするも理妟に止められる。 理妟(りあん) 星宿寺の阿闍梨を務める若い男。陰陽庁に属することを願う改革派のリーダーで保守派の常玄とは対立している。裏で倉橋長官の密命をうけた山城と取引で星宿寺を陰陽庁の傘下にいれれば官長になることを約束されていたが、実際には幻術で騙されていた。星宿寺崩壊後、自害しようとした常玄を止め、寺の人間を守るために生きろと説得した。 忠範(ちゅうはん) 星宿寺の阿闍梨を務める男で、秋乃たちの指導係を務めている。かつては陰陽庁で祓魔官を務めており、上司との意見の食い違いで陰陽庁を辞し、巡り巡って星宿寺に身を寄せるようになった。陰陽庁時代に後輩の六人部、牧原、江藤と親交があり、彼らから夜光についての話を熱心に聞かされていた。そのため星宿寺に現れた春虎を一目で夜光であると感じ、彼に話しかけられることに大いに動揺した。 千翁(せんおう) 星宿寺に勤める寺男。かなりの老齢で九十辺りから自分でも年がわからなくなっている。常玄たち阿闍梨からは軽んじられているが、常玄の師である真羅法師などには認められていた。寺での立場の低い秋乃をよくかまっている。土御門夜光のかつての友人であり、夜光からは「千さん」と呼ばれ彼とよく将棋を指していた。星宿寺に訪れた夜光の生まれ変わりである春虎と再会し、彼に非時(ときじく)の実を差し出した。その際に秋乃と一緒にいた夏目を見ていたことから、彼が泰山府君祭を行い失敗したことを察し、夏目が春虎の縁者であることを察する。春虎が去った後、夏目を迎えに来た鷹寛と千鶴に退路の案内をし、かつて夜光に将棋で百勝した際に取り付けた「なんでも言うことを1つ聞く」という約束を盾にして秋乃を連れて行くように要求する。その際、秋乃が相馬の血筋であることを鷹寛たちに告げた。 賢行(けんぎょう) 星宿寺の阿闍梨。外との連絡役を務めており、そのため剃髪をしておらず、一般人と同様の恰好をしている。女好きの破戒僧で、預かり衆たちの評判も悪い。秋乃のことはタイプではないのでせいぜいからかったりする程度だが、ほかの人たちと同様に生成りに対する差別意識がある。 星宿寺の崩壊後は陰陽庁の手を逃れ、裏の陰陽師たちの会合に身を寄せようとしたが、星宿寺の情報を聞きつけた大友に尋問を受ける。 真羅(しんら) 星宿寺の阿闍梨。#過去編の登場人物を参照。
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星宿寺
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北辰山に位置する寺。真言宗星宿寺派という真言宗系の新興宗教であるが、寺自体は呪術を扱う闇寺として長く続いている。大戦時代、夜光とつながりがあり、彼の才能をたたえるとともに自らの本尊にたとえ、「北辰王」と号したといわれている。
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