旧名復帰以降 (2001年-現在)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/17 02:32 UTC 版)
「ハーレム・スキャーレム」の記事における「旧名復帰以降 (2001年-現在)」の解説
ハーレム・スキャーレムとして活動を再開した彼らは、予告通り、2002年2月アルバム『ウェイト・オブ・ザ・ワールド』をリリースした。このアルバムで、パワー・ポップ調の曲も取り入れつつも、また特徴であったテクニカルなギターソロ・重厚なハーモニー(元メンバーのダレン・スミスが参加)といったヘヴィな音像を取り戻した。同年7月には来日公演を行い、イギリスで行われたレーベル主催のGODSフェスティバルにも出演し、復活をアピールした。 2003年8月にアルバム『ハイヤー』、2005年5月に『オーヴァーロード』をリリース。合間にメンバーそれぞれがソロ活動なども行う。 2006年11月にはアルバム『ヒューマン・ネイチャー』がリリースされた。 2007年5月には約5年ぶりとなる来日公演(東京、大阪)の日程がアナウンスされるも、2007年7月20日、ボーカルのハリー・ヘスにより「あと1枚、スタジオ・アルバムを作った後に、バンドはそれぞれ別の道を進むことを決めた。9月、10月のツアーが最後のツアーとなる」という声明が発表された。バンドは予定通り、9月26日-28日の日程でサイレントフォースとのカップリングにて来日公演を行った。 2008年6月、最後のアルバムとなる『ホープ』を発売し、活動に終止符を打った。 2012年12月、イギリスのフェスティバル「Firefest 2013」の10月18日公演でのヘッドライナーとしての再結成がアナウンスされ、同時にアルバム『ムード・スウィングス』の発売20周年記念として、『ムード・スウィングス』のスタジオ再録のアナウンスがされる。Facebookのハリー自身のコメントでは、ワーナー時代の楽曲のマスターを所有しておらず、その所有権とコントロールを手に入れる唯一の手段がアルバム自体を再録するという方法のため、発売20周年を記念して再録を決意した。 2013年8月、1993年に発売された『ムード・スウィングス』の再録アルバム『ムード・スウィングス2』が発売。 アルバム製作時のメンバーは、ハリー・ヘス、ピート・レスペランス、クレイトン・ドーン(アルバム収録曲はすべて彼の演奏)に加え、オリジナル・メンバーのダレン・スミスがバック・ボーカルで参加した。ベースはピート・レスペランスが兼任した。 ツアーには、音楽業界から引退したベースのバリー・ドナヘイの代わりに、ダレン・スミスがベースとして参加するプランもあったが、実際にはクレイトン・ドーンが帯同せず、ドラムはダレン・スミスが担当し、ベースは、ダレンバンド「BLACK STAR」で活動していたスタン・マイチェックを迎え、再びハーレム・スキャーレムとして活動している。「Firefest 2013」の日程に合わせたヨーロッパツアー後、同年10月5日、6日の日程で、クラブチッタでの来日公演が行われた。 2014年、13thアルバム『サーティーン』をリリース。翌2015年に来日公演を開催。 2017年、14thアルバム『ユナイテッド』をリリース。 2020年3月に、15thアルバム『チェンジ・ザ・ワールド』をリリース。
※この「旧名復帰以降 (2001年-現在)」の解説は、「ハーレム・スキャーレム」の解説の一部です。
「旧名復帰以降 (2001年-現在)」を含む「ハーレム・スキャーレム」の記事については、「ハーレム・スキャーレム」の概要を参照ください。
- 旧名復帰以降のページへのリンク