日韓通信業務合同紀念切手とは? わかりやすく解説

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日韓通信業務合同紀念切手

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/10 02:51 UTC 版)

日韓通信業務合同」の記事における「日韓通信業務合同紀念切手」の解説

日本逓信省7月1日接収完了記念して日韓通信業務合同紀念』と題する記念切手発行した。この切手日本発行した記念切手としては4番目で、図案選定者はであった原画作成者磯辺忠一、原版彫刻者は細貝次郎日本企画製造された。だが、この記念切手図案異例な点が数多くあった。 まず国号表記である「大日本帝国郵便」が欠けている。この国号表記欠落初期普通切手手彫切手」を除けば二十世紀発行された2例のうちのひとつである。切手には「日韓通信業務合同紀念切手」と右書表記があるが、当時日本では記念を紀念と表記していたことによる中央の円形枠内には額面「参銭」の文字大きく描かれ上下にはが、下部には電信象徴する電光添えられている。中央の円形枠内には事実上日本の国章である皇室菊花紋章大韓帝国の国章である李王家李花紋章ko:대한제국의 국장)が左右同じ高さに置かれ日韓両国紋章対等位置におかれている。これは事実上韓国通信事業強制的に吸収したにもかかわらず記念切手題目のように「合同」すなわち対等合併したことを、ことさら示そうとしたとの指摘なされている。 なお、この「日韓通信業務合同紀念切手」は、250万枚製造されそのうち100万韓国および日本植民地であった台湾と、清国中国国内にあった日本郵便局に納入されたという記録があるが、「逓信省第二十年報」掲載発行高(販売枚数によれば販売総数148万枚のうち、韓国国内発売されたのは82万枚であった。そのため、日本記念切手としては発行直後海外販売され総数のほうが多かったという切手であった

※この「日韓通信業務合同紀念切手」の解説は、「日韓通信業務合同」の解説の一部です。
「日韓通信業務合同紀念切手」を含む「日韓通信業務合同」の記事については、「日韓通信業務合同」の概要を参照ください。

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