日本が戦争に突入した目的は主として安全保障によるものとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 日本が戦争に突入した目的は主として安全保障によるものの意味・解説 

日本が戦争に突入した目的は主として安全保障(security)によるもの

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 00:53 UTC 版)

ダグラス・マッカーサー」の記事における「日本戦争突入した目的主として安全保障security)によるもの」の解説

質問者より朝鮮戦争における中華人民共和国赤化中国に対しての海空封鎖戦略についての意見問われ太平洋戦争での経験交えながら下記のように答えている。 STRATEGY AGAINST JAPAN IN WORLD WAR II Senator Hicknlooper. Question No.5: Isn't your proposal for sea and air blockade of Red China the same strategy by which Americans achieved victory over the Japanese in the Pacific?(ヒックンルーパー上院議員・第5質問赤化中国対する海空封鎖というあなたの提案は、アメリカ太平洋において日本勝利したのと同じ戦略ではありませんか?) General MacArthur. Yes, sir. In the Pacific we by-passed them. We closed in.・・・ There is practically nothing indigenous to Japan except the silkworm. They lack cotton, they lack wool, they lack petroleum products, they lack tin, they lack rubber, they lack great many other things, all of which was in the Asiatic basin. They feared that if those supplies were cut off, there would be 10 to 12 million people unoccupied in Japan. Their purpose, therefore in going to war was largely dictated by security. The raw materials -- those countries which furnished raw materials for their manufacture -- such countries as Malaya, Indonesia, the Philippines, and so on -- they, with the advantage of preparedness and surprise, seized all those bases, and their general strategic concept was to hold those outlying bastions, the islands of the Pacific, so that we would bleed ourselves white in trying to reconquer them, and that the losses would be so tremendous that we would ultimately acquiesce in a treaty which would allow them to control the basic products of the places they had captured. In meeting that, we evolved an entirely new strategy. They held certain bastion points, and what we did was to evade those points, and go around them. We came in behind them, and we crept up and crept up, and crept up, always approaching the lanes of communication which led from those countries, conquered countries, to Japan. (マッカーサー将軍:はい。太平洋において、我々は、彼らを回避して、これを包囲しました。(中略)・・・日本産品がほとんど何もありません、(絹産業)を除いて日本には綿がない、羊毛がない、石油製品がない、スズがない、ゴムがない、その他多く物がない、が、その全てアジア地域にはあった。日本恐れていました。もし、それらの供給断ち切られたら、日本では1000万人から1200万人失業者生じる。それゆえ日本戦争突入した目的は、主として安全保障security)の必要に迫られてのことでした。原材料、すなわち、日本製造業必要な原材料、これを提供する国々である、マレーインドネシアフィリピンなどは、事前準備奇襲優位により日本占領していました日本一般的な戦略方針は、太平洋上の島々外郭陣地として確保し、我々がその全て奪い返すには多大損失生じると思わせることによって、日本占領地から原材料確保することを我々に黙認させる、というものでした。これに対して、我々は全く新規戦略編み出しました。日本軍がある陣地保持していても、我々はこれを飛び越していきました。我々は日本軍背後へと忍び寄り忍び寄り忍び寄り、常に日本とそれらの国々占領地を結ぶ補給線接近しました。) — p.170、General Macarthur Speeches & Reports: 1908-1964 秦郁彦は、小堀桂一郎などの東京裁判批判を行う論客たちがこの発言を「(マッカーサー太平洋戦争を)自衛戦争として認識していた証拠」として取り上げ論点であると指摘している。小堀はこの個所を「これらの原料供給断ち切られたら、一千万から一千二百失業者発生するであらうことを彼ら(日本政府軍部)は恐れてゐました。したがつて彼らが戦争飛び込んでいつた動機は、大部分security安全保障)の必要に迫られてのことだつたのです」と訳している。マッカーサーが、「絹産業以外には、国有産物はほとんど何も無い日本が、「安全保障必要に迫られてのことだった」と証言した意味には、暗に米国日本対す厳し経済封鎖巻き起こした施策戦争であったという含意看取できる。

※この「日本が戦争に突入した目的は主として安全保障(security)によるもの」の解説は、「ダグラス・マッカーサー」の解説の一部です。
「日本が戦争に突入した目的は主として安全保障(security)によるもの」を含む「ダグラス・マッカーサー」の記事については、「ダグラス・マッカーサー」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「日本が戦争に突入した目的は主として安全保障によるもの」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

日本が戦争に突入した目的は主として安全保障によるもののお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



日本が戦争に突入した目的は主として安全保障によるもののページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのダグラス・マッカーサー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS