方面・行先の表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 05:41 UTC 版)
特に運行頻度が高い路線や経由地が複雑な路線などは、幕式の行先表示器においてアルファベットに分類して経由地と行き先の右側に表示している。これは、米軍からの要請により始まったもので、当初は米軍より提供された方向板をバスの前面ウインドウに立てかけて表示していた。LED式の行先表示器に関しては、2009年4月のダイヤ改正までは下記の行き先の際は表示をしていたが、大宮→天神循環(B1)、大黒→天神循環(B2)の2系統を残し表示をやめ、2012年12月のダイヤ改正を最後に、全ての系統で表示しなくなっていたが、2014年10月からLED式の行先表示器を対象にアルファベットと数字を組み合わせた行先表示番号の表示を再開した。新たに導入された行先表示番号は路線区分を示すアルファベットと行先区分を示す数字の組み合わせが基本となり、経由地によってはハイフンを挟んで経由番号も追加される(例えば、日野経由相浦桟橋行の行先表示番号は"M1-1"である)。経由地と行先によって行先表示番号が異なることから、従来のアルファベットによる行先表示よりも細かく設定されている。行先表示番号は西肥バスにも同時に導入されており、一部の行先表示番号・経由番号は西肥バスと共通である。 なお、行先表示器が従来の幕式の車両に関しては、行き先の改名の際や新たな経由地などを運行する場合、幕に新たに書き込みなどはせず、改称前の表示のまま改称後の行き先や新たに設定した経由地の書かれたサボ(補助板)を正面と側面の行先表示器下に掲示して対応していたが、既存車両における行先表示器のLED化が進んだことや廃車により現在はほぼすべての車両の行先表示器がLED式となっている。 以下は旧行先表示とその行先、現行の行先表示番号(方面区分・行先区分のみ)の相互表である。 旧行先表示 経由地(方面) 主な行先 行先表示番号(現行) A 黒髪 黒髪 C1 木場入口 C2 上木場 C3 B1 天神方面(大宮町経由) 天神循環 B8 十郎原 B3 東浜 B1 海自教育隊前 B5 B2 天神方面(中大黒経由) 天神循環 B9 海自教育隊前 B6 C 矢峰 W4 D 大野 大野 V2 佐世保商業高校 V1 F1 相浦方面(大野経由) 相浦桟橋 U1 F2 相浦方面(日野峠またはSSK経由) 相浦桟橋 M1 小野町 M7 G1 下船越方面(赤崎経由) 下船越 G5 俵ヶ浦 G9 白浜 G10 展海峰 G7 G2 下船越方面(動植物園前経由) 下船越 G6 展海峰 G8 H 日野峠 N4 M 佐世保駅前 A1 旧行先表示は上記以外の路線には表示はされておらず、経由地と行先のみを表示していたが、現行の行先表示番号では、旧行先表示では表示していなかった路線にも表示されるようになった。アルファベットによる方面区分と行先は以下の通り(2016年4月現在) 方面区分 方面区分名 行先(太字は旧行先表示では表示されていなかった行先) A 佐世保駅前 B 東浜・天神・前畑・沖新 東浜町、十郎原、海自教育隊前、天神循環、前畑、沖新町 C 黒髪・もみじ 黒髪、木場入口、上木場、食品団地、もみじが丘町、大岳台循環、卸団地会館前、大岳台 G 赤崎・船越・俵ヶ浦方面 SSK西門口、九十九島水族館、おしの浦分道、赤崎団地、下船越、展海峰、俵ヶ浦、白浜 K 下原橋・エコスパ 下原橋、エコスパ M 相浦(総合グラウンド) 相浦桟橋、佐世保商業高校、水産市場前、小野町、相浦循環 N 実業・九文・短大・母ヶ浦 佐世保実業高校、長崎短大・九文高校、日野峠、木宮町 P パールシー・九十九島水族館 九十九島水族館 T 天久保 小川内、天久保 U 相浦(大野) 相浦桟橋、相浦循環 V 佐世保商業・大野 佐世保商業高校、大野、桜木 W 矢峰(矢峰) 矢峰 X 山手・山祗・木風・若葉(烏帽子岳) 烏帽子岳、花園循環、俵町循環、高梨循環、祇園循環、山祗循環、木風、若葉循環、山祗町 Y 弓張岳・清水・比良・市内循環 弓張岳、総合教育センター、清水循環、比良町・日野峠、新みなとターミナル前、佐世保市総合医療センター 詳細な行先表示番号は外部リンクを参照のこと。
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