赤崎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/11 06:27 UTC 版)
赤崎、赤嵜、赤碕、赤﨑(あかさき、あかざき)
地名
日本の地名。
- 赤崎 (春日部市) - 埼玉県春日部市
- 石川県羽咋郡志賀町赤崎
- 福井県敦賀市赤崎
- 鳥取県東伯郡琴浦町大字赤碕
- 岡山県倉敷市児島赤崎 - 味野地区#赤崎
- 長崎県佐世保市赤崎町
- 熊本県天草市有明町赤崎
- 沖縄県うるま市石川赤崎(旧石川市赤崎)
駅名
- 赤崎駅 - 岩手県大船渡市にある岩手開発鉄道赤崎線の駅
- 陸前赤崎駅 - 岩手県大船渡市にある三陸鉄道リアス線の駅
- 志摩赤崎駅 - 三重県鳥羽市にある近鉄志摩線の駅
- 備前赤崎駅 - 岡山県倉敷市にあった下津井電鉄線の駅
- 赤碕駅 - 鳥取県東伯郡琴浦町にあるJR西日本山陰本線の駅
姓名
日本人の姓。
関連項目
- 赤崎で始まる記事の一覧
- 赤碕で始まる記事の一覧
- 黒崎(-﨑、-嵜、-埼)
赤崎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/04 01:09 UTC 版)
赤崎(あかざき)、元浜町(もとはまちょう)、阿津(あつ)、菰池(こもいけ)、駅前の一部からなり、現在の赤崎小学校区に相当する 江戸時代には児島郡赤崎村を名乗り、枝村として阿津・菰池があり、ともに『吉備温故』に記録がある。味野同様に古くから製塩が盛んで、大規模な塩田が存在した。 特に阿津には塩田が多く、一足先に製塩業が発達した播磨国の赤穂の地からの移住者が、当地の遠浅の浜辺を活用して塩田を開いたとの伝説がある。それに関連して「赤穂井戸」という名の大井戸が現存している。当地には「富田屋」という大庄屋がおり、寛文年間にはすでに多くの塩田が開発され、千石級の塩積船を十数隻所有し交易が行われていた。また、のち近代になっても阿津には塩田持ちの家が多かった。 明治になると、赤崎村(枝村の阿津含む)と菰池村により赤崎村を新設し、役場が赤崎の字札場に置かれた。大正期の下津井軽便鉄道が開業すると、同地には赤崎駅が設置された。その後、近代化とともに製塩業は衰退し、第二次代戦後には殆どの塩田は廃業となった。廃田跡は埋め立てられて、元浜町と名乗り味野から続く市街地が形成された。またこの地には児島競艇場が造成された。 また製塩業の衰えとともに商業の他、近場の琴浦や児島で起こった被服系の中小工場も増えた。 その後、赤崎町に改称し、味野町、児島市を経て現行の倉敷市を新設し、現在に至る。近代は宅地化が進展し、新興住宅地が増え、人口が増大した。また、昭和63年(1988年)には瀬戸大橋開通に伴い、同地内に児島インターチェンジが設定された。
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