児島市とは? わかりやすく解説

児島市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/23 21:11 UTC 版)

児島市(こじまし)は、かつて岡山県南部にあったである。1967年昭和42年)2月1日倉敷市玉島市と合併し廃止された。現在は同市の児島地域となり、倉敷市役所児島支所が置かれている。


注釈

  1. ^ 同日に児島郡灘崎町(現岡山市)へ編入。

出典

  1. ^ 建仁3年(1203年)の銘。在銘の石塔では全国では2番目に古いとされている。
  2. ^ 応永28年(1421)銘 県下では2番目に古く、全国の同時代の石造鳥居の基準作となっている。
  3. ^ 由加山の参拝客をめあてに始まった真田紐などの製品が児島の繊維産業の起源といわれている。
  4. ^ 下村紡績所は経営の失敗により約20年後の1903年には倒産したが、当時のレンガ造の工場はその後も所有者を変えて残り、1989年に解体されるまで存続した。渾大防の東高田家に対する西高田家により1891年に建てられた近代西洋住宅は2009年現在では所有者を代え村山家住宅として残る。(下の町・非公開)
  5. ^ 下津井電鉄は、1910年に同じ児島半島に開設された国鉄宇野線と宇野線宇野ー高松航路に対抗して、宇野線茶屋町駅と下津井間に開業し、下津井港からは四国丸亀への航路が就航した。路線はその後縮小され、児島と下津井を結ぶのみとなり、瀬戸大橋線が開通しその鉄道も廃止された。現在は岡山から倉敷までの地域をカバーするバス路線やホテルなどの観光産業を運営する企業として存続する。
  6. ^ 都市計画にも市内で最も早くから取り組み、昭和8年に都市計画道路の決定をしている。(倉敷市都市計画課ホームページ 都市計画の沿革)
  7. ^ 児島の下水道は、その計画は早く昭和27年に認可された。倉敷地域は昭和30年、水島同39年、玉島同50年、処理場の運転開始は倉敷下水処理場が昭和35年に対し、児島下水処理場は昭和45年である。ただし倉敷下水処理場の処理範囲は大原邸を中心に半径500m程度の旧市街に限られ、平成元年に処理が開始された児島湖流域下水道の処理区域となる倉敷郊外や西阿知、庄地区への普及は大きく遅れた。(平成19年度版『倉敷市下水道事業概要』倉敷市建設局下水道部P.2,6,7)
  8. ^ 児島地域の下水道の普及率は平成18年度末で83.0%、倉敷地域は60.8%、水島76.1%、玉島50.7%である。ちなみに岡山市53.9%、岡山県平均では52.3%となっている。(平成19年度版『倉敷市下水道事業概要』倉敷市建設局下水道部 P.4-5)
  9. ^ 倉敷地域では大原家の設立した倉敷中央病院が市民病院的な役割を受け持ち、現在も倉敷市一帯の中核病院としての役割を果している。
  10. ^ 岡山県歴史人物事典編纂委員会 1994, 1185頁.


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