新喜劇での役柄・ギャグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 00:23 UTC 版)
「Mr.オクレ」の記事における「新喜劇での役柄・ギャグ」の解説
役名は通常、本名の岡田信行として出ている。主に警察官(交番の巡査から捜査一課長・管理官・警部といった比較的偉い役やSPまで)、警備員、VIPのボディーガード、ヤクザの組長、飛行機の操縦士、などキャラクターと正反対の役で出演(初期はキャラクターそのままに背後霊、実は貧乏神の役であった)。その虚弱そうな容貌から、「死に神」「貧乏神」「干物」「洗濯物が飛んできた」などといじられる。ストーリーラインに絡む役を演じることもある。新喜劇での演技面の特徴としては声が通らない、無気力、無表情な演技であるが、それでいて笑いの取れる唯一無二のキャラクターである。見た目に反して運動神経が良く、吉田ヒロが蹴飛ばした椅子をジャンプで避けたことがある。 入場時にひ弱な声で「こんにちは~」(共演者はコケる) 共演者に「生きてるの?」と訊かれると、自分の脈を確認して、笑いながら「ああ、生きてるわ」と言う。 (大事な話の後で)「え?」(聞いていなかったフリ) (警察官役の時に)「怪しい人物を見かけたらすぐ・・・お前らで何とかせえ」 「私にドン!と任せなさい」と胸を叩いて、ゲホゲホと咳き込む。 退場時に「アホ~」(まれに池乃めだかがいる時は同時に言うことがある) (容姿でいじられた後)「コラーッ! ナメとったら、足腰立たんようにしてまうぞー!」と言いながら、その場に崩れ落ちる。 少し面白いことを言って、客席から笑い声が聞こえると、笑いながら「おお、ウケたウケた」と言う。 ギャグの三段オチのように使われる。他の役者が2人続けて同じセリフやギャグを言い、3人目に震えた声でそれを繰り返す。 夏以外の時期に演じる警察官役の時は上着の上から帯革(装備品を付けるベルト)を巻く。(1994年に警察官の制服が変更される以前の着装方法。この際に威圧感を軽減させることを目的に帯革を着けてから上着を着て下に隠す形式となった)
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