新喜劇人気の下火と復活
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 05:30 UTC 版)
「吉本新喜劇」の記事における「新喜劇人気の下火と復活」の解説
1980年頃に始まる漫才ブームは吉本興業のタレントの全国区進出を成功させ、吉本興業は業容を拡大。トップスターの全国進出(すなわち東京進出)が相次いだ。一方で、吉本新喜劇は、おおむね旧態依然とした演出を続け、中高年層の支持は維持されていたものの、漫才ブームや心斎橋筋2丁目劇場といった笑いの新しい波の洗礼を受けた若者層には飽きられ、また、室谷信雄、木村進ら主力の離脱などで、客足が減りつつあった。 各劇場の老朽化が進んだことで、吉本興業は1987年にNGKことなんばグランド花月をグランドオープンさせたが、オープン当初は、下火となった新喜劇の上演をNGKでは行わなかった。同時期の京都花月閉館(1987年)となんば花月閉館(1988年)により本拠地はうめだ花月のみになり、伝統の3チーム制も崩壊した。
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