料理と「不食」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 15:47 UTC 版)
実家は米と野菜、茶、味噌をつくっており食に困ったことはなく、父親がお茶も自分で入れない人だったことを反面教師として料理は得意であった。上京後の浪人・在学中はアパートで学生仲間3-4人から食費を集めて料理を作っていた。出されたものは何でも残さず食べる信条で、ヒマラヤ行きでは現地住民と同じバター茶やヤギ乳を、中央アジア行では遠来の客へのもてなしとして出された羊の頭部の丸煮きをいただいた。 後述するように、断食(不食)に挑戦したことがある。きっかけは映画『アダン』出演時、五十嵐匠監督より「こんな感じで」と、モデルとなった画家田中一村のあばら骨や眼球が浮き出た写真を見せられたこと。固形物を2週間食べず15キログラム痩せたが、感覚は却って研ぎ澄まされる経験をした。 2015年6月18日、フジテレビの情報番組『とくダネ!』の中で、30日間の不食を公表した。体重を80Kgから71Kgに落とした様子を、自身のフェイスブックで「不食ノート」として公表した。完全な不食でなく、医師に血液検査を受けながら飴や砂糖入りコーヒーを摂った。夜は記録カメラ付きの病院の一室で寝たものの、昼は普段通り仕事をした。体重は9キログラム減り、腰痛と膝痛は改善。集中力が増して目覚めがすっきりして、古武術の稽古では身体が軽くなったという。終えた後は妻がつくったけんちん汁を食した。
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