文化財・遺構
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九門長者屋敷跡 当神社の鎮座する丘は、往昔奥州で著名な九門長者という者の屋敷があったといい、以下の伝説が残されている。 長者の召使の中に、紀伊の公家である斎大納言(いつきだいなごん)の姫で、伊勢参詣の帰りに掠われて長者に召使として売られた悪玉(あくだま)という女がいた。彼女は「普通の人には醜い女と見え、身分の高い人にはもとの美しい姫の姿に見えるように」と守り本尊の観世音菩薩に祈願をしていたため、普段は非常に醜い姿をしていたが、蝦夷征伐の折に長者宅に立ち寄った坂上田村麻呂に見染められ、延暦18年(799年)8月1日に男子を出産、この子を千熊丸(せんくままる)と名付け、千熊丸が13歳になった時に共に上京して田村麻呂と対面をし、千熊丸は2代目田村麻呂となったという。 欅古株 境内外社である飯土井稲荷明神の脇、雨覆いの下に、幹周り約5~6mで焼跡を黒く残した欅(けやき)の古株がある。『利府村誌』には「1,000年以上の大欅あり、1本現存している」と記され、『宮城県史』には昭和32年(1957年)当時の写真が載っている。『延喜式内陸奥一百座 平成巡礼記』によれば、昭和41年(1966年)に火を発して幹の中まで焼損したため伐採することとなったが、作業にかかったところ鋸が次々と折れ、作業に当たった職人2名までが不幸に遭い、さらにこの木材を買った人にまで変事が起こったため、買主の人が輪切りを社に納めて祭りを行ったと言う。また、枝に至るまで木目が美しかったので近郊の人が持ち帰ったところ、やはり災いがあったので恐ろしくなって返還されたものが雨覆いの下に積まれていると言う。
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文化財・遺構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 15:15 UTC 版)
勝画楼:2017年9月13日、塩竈市が鹽竈神社から無償で譲り受け、修築と現地保存を行うことを発表した。 向拝(㈱佐浦酒造社屋玄関) 釈迦涅槃図(松巌山東園寺所蔵) など
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