政治家・研究員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 07:45 UTC 版)
「革命機ヴァルヴレイヴ」の記事における「政治家・研究員」の解説
指南 リュージ(さしなみ リュージ) 声 - 黒田崇矢 ショーコの父親にしてジオールの内閣総理大臣。ジオール占領後はドルシア軍に拘束され、モジュール77の月到達寸前には、ドルシア艦隊指揮官のデリウス・バーテンベルクに交渉の人質として利用される。判断を迷うショーコへ後を託すことを告げ、ヴァルヴレイヴIのハラキリ・ブレードの直撃を受けてドルシア艦隊ごと散った。プライベートでは娘を大切にする良き父親だったようで、『2nd』の第13話ではショーコがリュージと一緒に撮った写真を飾っていた。 リュージの死はハルトに負い目を背負わせたくないと考えたショーコの提案により、彼女自身と提案を受けたエルエルフの胸に収められていたが、『2nd』の第22話でエルエルフからハルトに明かされ、彼のショーコへの想いを深めさせる要因となった。そして、「嘘の壁」の何たるかを理解したハルトはこれを肯定するカインに対し、最終決戦の中でショーコとリュージの一件を持ち出している。 時縞 ソウイチ(ときしま ソウイチ) 声 - 関俊彦 『2nd』から登場。ハルトの父親にしてVVV計画の責任者。傍目には子煩悩な父親だが、ハルトへの愛情は研究対象としてのそれであり、彼を自分の最高傑作と称するマッドサイエンティストでしかない。VVV計画に乗じて究極生命体「第二霊長類」の創造を標榜したり、ハルトたちのマギウス化を「祝福」と評するなど、独自の見解で喜んでいる。また、VVV計画がジオールの国家機密であることから、ハルトには製薬会社の研究員と偽り、素性を隠していた。ジオール占領後はドルシアの王都の地下にある研究施設へ他の研究員たちと共に収容されていたが、救出に来たハルトに前述の態度で全ての真実を明かし、彼に失望される。他の研究者たちはハルトたちと共に脱出したが、ソウイチだけは研究し放題だからとドルシアへ残った。 小説版では、ダーインスレイヴの開発者がソウイチであることが明かされている。ハルトに見放された後はカインに協力してII号機を改修し、ダーインスレイヴを完成させた。マギウスへの強い執着心を見せ、「プルーは欠陥品」、「ハルトは思想に難があるから(息子の)代わりを作らなくては」と述べるなど、その異常さにはカインすら侮蔑感を抱いていたことが描かれている。 また、『流星の乙女』ではソウイチが作成した研究資料が「トキシマレポート」の名前でドルシア軍に採り上げられており、劇中におけるVVV計画の関係者としてはジオールからドルシアへと寝返った身ながら出世を遂げている。 北川 ミツトシ(きたがわ ミツトシ) 声 - 千葉進歩 『2nd』から登場。北川イオリの父親にして、ドルシアに捕まっていたジオール研究員の1人。月へ戻ってきた際にイオリと再会した後はせめてもの罪滅ぼしにと、ヴァルヴレイヴの稼働時間が2.4倍になる「アーダー・グリップ」の発見に貢献するが、その後は他の研究員たちと共に姿を消す。アマデウスの告発放送の際には、ハルトたちが拿捕していた宇宙用ファントムで他の研究員たちと共にRUNEを強制搾取されている姿を発見され、謝罪の言葉を呟きながら死亡した。
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