応援団幹部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 16:06 UTC 版)
「宮城県泉館山高等学校」の記事における「応援団幹部」の解説
正式には部活動ではなく、「委員会」であった。穏やかな校風に反し男子高を思わせるような存在感を持ちっていた。羽織袴を着用し、エールを中心とした応援スタイル、応援団員として活動中は笑顔を禁じられ、規律規則を重んじられていた。その羽織袴は、新撰組を模した浅葱色の羽織に白色の袴、ただし団長のみ黒色の羽織袴に高下駄姿である。 代々受け継がれる羽織袴及び高下駄には、その男子が目指すべき姿を漢字一字で表した刺繍が施されている(団長は『徳』。幹部用には『礼』『誠』『献』『仁』『智』『義』『信』など)主な役職としては、団長(全校生徒による選挙で選出)、団長の補佐役の副団長、幹部をまとめる立場の幹部長、県内随一の大きさ・重量を誇る和太鼓を預かる太鼓長、推定約45kgの大団旗を預かる旗手長があった。 後輩団員が先輩団員に対し、その姿を少しでも見かけたら「押忍!」と挨拶を行う『100メートル挨拶』や、エールの間違いや先輩団員の気分を損ねた時にペナルティーとして与えられる『伏せ!』(腕立て伏せの体制で、『直ってよし!』の声がかかるまで、ひたすら同じ体制をとらなければいけない)など、後輩指導の妙味は代々受け継がれていた。 近年は団員不足により、活動もほとんど行われておらず、2006年度(平成18年度)生徒会役員選挙では応援団長の候補者を擁立できなかったため、かわりにチアリーダーが立候補、当選した。これにより一時、応援団幹部会は事実上の休止状態にあったが、2007年度(平成19年度)生徒会役員選挙では応援団長に男子生徒が立候補し、当選。応援団の復活が期待されている。 現在は、チアリーダーと応援団が三世代揃い壮行応援や野球応援を率先して行っている。2010年は夏の高校野球甲子園予選準々決勝で応援団を筆頭とし全校応援を行った。
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