志願者たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 07:41 UTC 版)
マネー成立により出資を勝ち取り事業を立ち上げた志願者は、失敗して借金を背負うことになってしまった者もいたが、成功を収め番組終了後も事業を継続させ続け、年商億単位の会社にまで成長した者もいる(主な成功者を参照)。 ノーマネーに終わった志願者でも敗者復活を果たした例がある。F1を目指すためにF3参戦資金の出資を希望したレーサーの下山征人は、本番ではノーマネーに終わったものの、後日ふたたび南原に志願して出資を勝ち取った。下山は2006年には尾崎の会社とマネージメント契約を締結している。 ベトナムで歌手活動していた境恒春も、本番ではノーマネーに終わったが、自ら営業で環七のなんでんかんでんに出向いたのがきっかけで当日のプレゼンに参加していなかった川原と知り合い歌手デビューを実現させた。 ノーマネーで終了した後、虎の援助を受けずに成功した例として、以下の者がいる。兼子ただし(スポーツストレッチ事業を実現) パン職人の内村浩一(焼きたて!!ジャぱん取材協力、パン教室の開業で成功) チャンコ増田(会社を設立も倒産、しかし同人誌即売会イベンターとして成功) 古坂和仁(プロデュースという設定で別名義で活動するシンガーソングライター『ピコ太郎』の楽曲『ペンパイナッポーアッポーペン』は世界134か国で配信、ビルボードホット100にランクインされるなど、世界的に大ヒットした) 大川祝続(ブライダルプロデューススクール。出演後事業を拡大し、2007年にはTBSの『世界バリバリバリュー』に日本を代表するセレブとして出演するに至った) 女性専用顔剃り開業資金の出資を希望した理容師の志願者は、出演後別会社から融資を受け女性専用シェービングサロンをオープンさせたのをきっかけに様々な事業を立ち上げ、複数の情報番組にも出演し芸能界からもオファーが殺到するなど美容系コンサルタントとしても活躍している。 日光にリゾートホテルオープン資金の出資を希望したバングラデシュ人の志願者は番組出演の3か月後、銀行から多額の融資を受けてホテル・レストラン事業を立ち上げて成功している。2011年に東日本大震災が起こった際にはホテル営業を中止し、被災者に対しホテルを一時避難所として開放したことで話題となった。しかし、入管難民法違反幇助で2015年に逮捕された。 その他にも、ノーマネーに終わった志願者の中で成功を収めている人物は少なくない。
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