志願兵連隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/21 07:37 UTC 版)
「アメリカ合衆国有色軍」の記事における「志願兵連隊」の解説
USCTが出来るより前、自由黒人から成る志願兵連隊が幾つか編成され、中には南部の解放奴隷も含まれていた。1863年、元奴隷のウィリアム・ヘンリー・シングルトン(英語版)は、ニューバーンの逃亡奴隷から1000人の黒人兵士を募兵し第1ノースカロライナ志願兵連隊(First North Carolina Colored Volunteers, FNCCV)を編成する際に貢献した。彼はUSCT第35連隊の軍曹となった。1863年に開設されたロアノーク島解放奴隷植民地(英語版)からの解放奴隷もFNCCVと第35連隊に加わった。殆ど全ての志願兵連隊はUSCTに改編された。 1922年、シングルトンは自らの奴隷体験記を出版し、その中で奴隷から解放され北軍兵士となった経緯を描いた。後に95歳となったおり、彼は米国陸海軍人会(英語版)(Grand Army of Republic, GAR)の行事に参加して行進し旧交を温めた。
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