心霊博士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 04:43 UTC 版)
「ほんとにあった! 呪いのビデオの登場人物」の記事における「心霊博士」の解説
30巻から登場する投稿者の1人。「心霊博士」という名は投稿する際のペンネームであり、彼から投稿されるビデオテープと手紙には住所が記載されていなかった。その後37巻にて全く別の投稿映像を経由してその素性が判明するに至る。(※:本作品では「浅野氏(仮名)」と表記される場合があるが、人物の匿名性と名称の知名度を優先し、以後も「心霊博士」と表記する。)オカルト、UFOなどの超常現象に対して非常に高い関心のある人物であり、これらの趣味の域を超えた研究が災いしてか大学院での教職を追われ、予備校の講師をしていた。予備校講師を勤めてからもこれらのオカルトに関する趣味を時折生徒達に披露していた為、生徒達からは「心霊博士」と呼ばれ始め、これが彼のペンネームに由来する。ただし、生徒からは面倒見が良く教え方も上手いといった評価であり本来は人望を備えた知識人であったようである。後に予備校生徒とのトラブルを起こしてしまい、この事件が元で職を失ってしまった。その後の落胆からか性格が豹変してしまい、『ほんとにあった!呪いのビデオ』製作委員会に住所も氏名も書かず「心霊博士」と名乗って投稿した。投稿されたビデオテープと一緒に同封されていた手紙には、近年の『ほんとにあった!呪いのビデオ』の質が低下していると言及。その後も投稿映像送り続けたが採用を見送られ、採用をされない事が続くにつれて投稿映像に同封される手紙の文面は日を追う毎にエスカレートしていき、遂には「採用しろ!取材しろ!そうしなければ演出の児玉と演出補の岩澤を呪い殺す呪い殺す呪い殺す呪い殺す…」と延々と便箋4枚に渡って呪殺を書き綴られた脅迫文と投稿映像を送りつけた。時同じくして、スタッフルーム玄関口には首を切られて殺され黒い塗料で塗られた4羽の鳥の死骸を入れたダンボール箱が置かれる等の事件もあり、緊急的な対策を必要としたスタッフ一同は元演出補の岩澤宏樹を招集して今後の対策を協議した。演出補の長田は心霊博士の手紙に記載された携帯電話の番号に電話をするも会話にならなかった。電話に出た人物は心霊博士の兄であり、後に後述の「心霊博士の娘」によって、この電話の前日には既に心霊博士が亡くなっていた事が伝えられる。これを知る由もないスタッフ一同は偶然他の投稿映像を経由して調査した予備校で、心霊博士の手紙に書かれていた電話番号がこの予備校に勤務していた講師のものであると判明。ここで住所が判明した為に心霊博士宅へ向かうが、近隣住民の口によって心霊博士はすでに他界し、その家族はすでに別の場所に引っ越したということを知った。なお、37巻から39巻までに収録されるシリーズ「狂死のビデオテープ」とは、心霊博士が所有していた心霊映像コレクションの1つであると考えられ、それを見た為に本人が発狂したとスタッフ達は一連の事件の中で推測を立てた。後に彼の妻から1本だけ焼失を免れたビデオテープを発見したと連絡があり、そのビデオテープの内容が39巻の終盤に公開された。
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