心霊写真機編からの登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 03:31 UTC 版)
「彼岸花の咲く夜に」の記事における「心霊写真機編からの登場人物」の解説
野々宮 武(ののみや たけし) 『心霊写真機』のキーパーソン。 森谷と同じ学校の男子生徒の模様。新聞部部員。眼鏡をかけている。しっかりした真面目な性格。 自らに濡れ衣を着せられた事件の影響で、真実を映し出す者として写真に興味を持ち、新聞部に入部する。 ある日に、新聞部の部室の奥の資料室で古びたカメラを発見し、それが怪談で出てくる物だと噂で聞かされて半信半疑になる。当初はその古びたカメラは動作不能であったが、彼岸花に出会ってからそのカメラが突如にして動作可能になった。彼岸花にそのカメラを使用するようにと唆せる。そして、クラスメートの皆(撮る自分を除き)を写真に撮るが、そこには自身が知らないクラスメートの森谷が写っていたことに困惑するも、森谷がいた記憶を取り戻し、彼女の自宅に駆けつけて自身同様に森谷のことを忘れていた彼女の母親に彼女の写真を見せるものの、母親は錯乱してしまった。その帰り道にカメラの所有者を名乗る紳士風の姿をした校長先生なる人物と出会い、カメラを返すようにと要求されたが、カメラ欲しさに要求を拒否した。そのことに怒った校長に襲われそうになる所を彼岸花に助けてもらい、そのお礼にカメラに撮った写真を彼女に見せる。そして、彼岸花はかつて、女子生徒の陽子から濡れ衣を着せられ、復讐として野々宮がつけ回した時の写真を差し出して、陽子はその事で追い詰められ自殺していた事を告げられる。だが、その記憶は「妖怪・校長先生」の力で全ての人から記憶が消されていた。 彼岸花に蘇られた陽子と戦闘になるが、最終的にお互い和解するも、その結末を望まない彼岸花に襲われそうになるが、森谷の助けによって一命を取り止めた。 将来の夢は、フリーのカメラマンになることで、野鳥の撮影をしたいとのこと。 新聞部の部長 野々宮が入部している、新聞部の部長をしている女子生徒。野々宮の先輩である。本名は明かされていない。 非常に明るい性格で、喜怒哀楽が激しく、人なつこい人物。いつも、自身のカメラを持っている。 野々宮を新聞部に入部させた張本人で、それ以降は野々宮と親しくしている。 彼女の新聞部には野々宮の他に男子生徒と女子生徒(山田)の2人が所属している。 沼田 陽子(ぬまた ようこ) 野々宮に濡れ衣を着せた張本人である女子生徒。ゲーム版では、髪が顔のほとんどを埋め尽くすほどに伸びている。 どんな不幸なことにあっても、笑顔を忘れない子だった模様。 事件の直後こそ野々宮に恨まれていたが、野々宮が写真の魅力に取りつかれて以降は気にされなくなっていった。実は野々宮のエスカレートな付回し等により追い詰められて自殺しており、野々宮達に存在を忘れていたのは妖怪の校長先生の能力による物だった。 彼岸花に復讐を叶えてもらう為に現世に復活し、妖怪となって野々宮を倒そうとするが、最終的に和解した。 『とある少女の一日』にて再登場し、この編では「森ガール」に憧れている様子。自身の罪を教師達に謝罪し、野々宮に罪を着せなかった世界を楽しむ代償に、彼岸花に魂を差し出す約束を彼岸花にしたが、結果的に、彼岸花に魂を食われることはなかった。 校長先生 野々宮の前に現れた謎の老人。 詳しくは、学校妖怪七席の「校長先生」の項目へ。
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