久杉氏の姉(仮名)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 04:43 UTC 版)
「ほんとにあった! 呪いのビデオの登場人物」の記事における「久杉氏の姉(仮名)」の解説
37巻〜39巻に収録されている「狂死のビデオテープ」に登場する女性。都内に住むアパート大家であり、脚が悪い為に杖をついている。弟と共謀して心霊博士が所持しているといわれる「人を呪い殺すビデオ」を手に入れようと、スタッフルームへ電話をかけて「心霊博士の娘、浅野恭子(仮名)」と偽名を使って落合中央公園へスタッフ達を呼び出した。当初はそこでインタビューをする予定であったが、尾行をされていくるかもしれないという理由でスタッフ3人を別々の待ち合わせ場所に向かわせるよう指示し、伊月が向かった先の公園で彼女と対面することになった。自身がテープを譲るように迫った時に仕入れた浅野さん(仮名)の家庭内情報を利用して、浅野家に対して行ったことを小田さん(仮名)という第三者が脅迫されているかのように装った。これは、彼女が「心霊博士の娘」に成りすまして演出補の伊月を信用させ「心霊博士」名義で投稿してきたビデオテープを返してくれれば小田さん(仮名)からの脅迫が収まると論じて謀り事であった。しかし、原則として返却ができない為 (※:詳細は「ほんとにあった! 呪いのビデオ#作品の流れ」を参照) 、この要望は却下され失敗する。その後のスタッフルーム玄関に書き殴られた文字や、後に長田の留守番電話に「あなたたちが…テープ渡してくれないからですよ」と切迫したような謎のメッセージを残した後に連絡が取れなくなったように見せかけた所謂「狂言誘拐」を装う。この作戦は見事に功を奏し、スタッフ達は自身の良心と事件性を考慮して人命を優先した結果「心霊博士」が投稿してきたビデオテープを指示された場所に持っていく事を決断。最終的にはスタッフ達からビデオテープを奪う事に成功した。後に所在が判明した浅野さん(仮名)の妻と連絡をとり「浅野恭子」という娘は家族には居ないと判明。彼女の姿を映し出した映像を見せ、この人物こそがビデオテープを譲るように脅迫していた張本人であることが判明し、彼女の氏名も「久杉氏(仮名)」であることが分かった。
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