御霊神社 (横浜市泉区)
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御霊神社 | |
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所在地 | 神奈川県横浜市泉区中田北3-42-1 |
位置 | 北緯35度25分10秒 東経139度30分37秒 / 北緯35.41944度 東経139.51028度座標: 北緯35度25分10秒 東経139度30分37秒 / 北緯35.41944度 東経139.51028度 |
主祭神 | 鎌倉景政、日本武尊 |
社格等 | 旧村社、神饌幣帛料供進社 |
創建 | 12世紀 |
別名 | 中田の御霊さま |
例祭 | 9月第4日曜日 |
地図 |
御霊神社(ごりょうじんじゃ)は神奈川県横浜市泉区にある神社。相模国に定在する鎌倉権五郎景政を祀る御霊神社の一つで、「中田の御霊さま」とも呼ばれている。
祭神
- 日本武尊
- 鎌倉権五郎景政
歴史
新編相模風土記稿には、天正中(1573年~1592年)の勧請とあるが、勧請元である村岡御霊神社に伝わる仁安2年(1164年)の「御霊宮来由」には当地への分社が記されており、12世紀には勧請されていたと考えられる。
文禄元年(1592年)に領主となった石巻康敬により、中田村の鎮守社となる。[1]
神仏習合で、境内には實相院という仏教寺院があったが、廃仏毀釈により廃寺となった。[2]
社殿・境内
- 社殿:享保11年(1726年)社殿修復の棟札が残る社殿は、大正12年(1923年)の関東大震災で倒壊したが、主要部分を用いて翌年復旧。他社殿は昭和7年(1932年)に落成した。[1]
- 神楽殿:枯死した境内の神木や老松老杉を用い、昭和22年(1947年)に落成。[1]
- 神輿庫:大正15年(1926年)建造の中和田小学校の奉安殿を移築保存。[1]
- 境内社:厳島神社、神明神社、熊野三社権現、日枝社、金比羅社、矢並稲荷社、大日大聖不動社
- 弁天池:厳島神社が鎮座する湧水池は、宇田川(村上川)の源流となっている。
- 境内林:明治42年(1909年)、神奈川県の風致保安林に指定された。[1]

- 石造庚申塔:寛文6年(1666年)建立で区内最古。角柱笠塔婆型で、三猿が彫られている。[2]
- 石造庚申塔:嘉永6年(1852年)建立で、大山道・柏尾道・戸塚道の三叉路道標を兼ねた庚申塔。[2]
- 御霊神社幼児園
祭事・年中行事
- 歳旦祭・太刀祓神事:1月1日
- 祈年祭(春まつり):2月27日
- 例大祭・神輿渡御:9月第4日曜日
- 新嘗祭(秋まつり):11月27日
文化財
- 角柱笠塔婆型石造庚申塔(市指定)
所在地・交通
神奈川県横浜市泉区中田北3-42-1
- 横浜市営地下鉄ブルーライン中田駅から徒歩15分
脚注・参考文献
関連項目
外部リンク
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