廃車車両の譲渡先
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 06:33 UTC 版)
「東京ベイシティ交通」の記事における「廃車車両の譲渡先」の解説
先述の通り、車体が他の大手事業者の車両と比べて長かったため、地方事業者への譲渡は極めて少ない。ただ大量輸送で、かつ乗降の効率が良い3扉を利点に数社に譲渡された。近年ではワンステップ車及びノンステップ車が移籍する事例も増加している。 これまでに譲渡された事例は以下の通り。 成田空港交通(成田空港でのランプバス) いすゞ・C系。既に廃車。 東運輸(石垣空港での乗客の構内移動用ランプバス) いすゞ・C系。既に廃車。 オリエンタルランド(東京ディズニーランドのキャスト通勤輸送及び構内移動用) 日産ディーゼルK-U31系で、製造時から譲渡されるまで浦安バスターミナル-TDL間専用車だった。既に廃車。 平成エンタープライズ(平成観光) いすゞ・キュービック(車体はIKコーチ製) 2007年11月2日に開業したイオンモール羽生と羽生駅西口を結ぶ有料連絡バスに使用されていた。既に廃車。 ちばシティバス(企業送迎等の契約貸切用) いすゞ・キュービック(車体は富士重工業製)、いすゞ・エルガ。一度は京成バスシステムに移籍した車両もある。エルガについては路線用として移籍した車両もある。 ちばレインボーバス(企業送迎等の契約貸切用) いすゞ・ガーラミオ。主にホテルスタッフの送迎貸切用であったが、大型前中扉車に変更されたため移籍。ゴルフ場送迎用としてほぼそのままの塗色で使用されているほか、一般路線用としていすゞ・エルガミオも移籍している。 千葉内陸バス ワンステップ、ワイドドア(4枚折り戸)のいすゞ・エルガが1台移籍し、一般路線で使用されていた。既に廃車。 京成トランジットバス(企業送迎等の契約貸切用) ワンステップ、ワイドドア(4枚折り戸)のいすゞ・エルガ。一時的な移籍(貸出)であり、既に返却済。企業送迎の受託先が京成トランジットバスに移籍したため、塗色はそのままで社名の書き換え、無線搭載だけで移籍前と同様の契約輸送に就いていた。その後高速バスの路線移管と輸送力増強用にいすゞ・ガーラ(2代目ハイデッカー)が譲渡されている。 成田空港交通(成田空港での乗客の構内移動用と企業送迎等の契約貸切用) いすゞ・キュービック(車体はいすゞバス製造製、富士重工業製双方が存在)。塗装はそのままで運行されていた。既に廃車。 千葉交タクシー 銚子地区の一般路線用としていすゞ・エルガミオが1台移籍し、塗装はそのままで運行されていた。既に廃車。 関東鉄道グループ ノンステップのいすゞ・エルガが数台、日野・ブルーリボンシティハイブリッドが2台移籍している。 新潟交通・新潟交通観光バス ワンステップ、ワイドドア(4枚折り戸)のいすゞ・エルガが数台移籍している。 スピナ(新日鐵住金八幡製鐵所の構内輸送用) いすゞ・キュービックが1台移籍し、塗装はそのままで運行されている。 広島交通 おさんぽバスとして使われていた日野・ポンチョが一般路線用として数台移籍している。 茨城交通 特定輸送用にワンステップ、ワイドドア(4枚折り戸)のいすゞ・エルガが2台移籍している。 おさんぽバスとして使われたクセニッツ製車両のうち1台は、引き続き市の所有となりながらも白ナンバーに登録変更のうえで防犯啓蒙用の移動防犯車となった。
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