廃車車両
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SD55 101号機自社発注機。1995年新潟鐵工所製。国鉄DD13形の発展型と位置づけられ、角型ヘッドライトの採用等は同じく自社発注機である京葉臨海鉄道KD55 201等と共通している。1997年の「国際ゆめ交流博覧会」ではJR東日本所属の12系客車の牽引機として使用されたこともある。2011年3月の震災で被害を受けたため、同年7月に解体された。 SD55 102号機前記SD55 103号機と同様、自社発注機DD55 2(1971年新潟鐵工所製)の機関をSD55 101号機と同形のものに換装し、出力向上を行ったもの。施工は1997年。2011年3月の震災で被害を受けたため、廃車となった。 SD55 105号機京葉臨海鉄道から2012年に譲渡されたKD55 105号機を改番したもの。仙台臨海鉄道に来た直後はATS未整備のままでSD55 104と附番されて使用を開始した。ATS整備後にSD55 105に改番された。2021年3月29日をもって廃車となった。 DD55 12号機1970年日本車輌製、元鹿島臨海鉄道KRD-2号機で鹿島臨海鉄道の自社発注機。1983年に譲渡された。 元国鉄DD13形のDD55 11号機と共に使用を開始した機関車。国鉄DD13形と同型の機関車だが、国鉄DD13形より機関出力を強化し、減速比も低速域重視とされている。2006年頃に休車となり、仙台港駅の機関区の外に留置されていたが、年が経っていくにつれて少しずつ荒廃し、2009年4月頃に台車が外され、機関区付近の引込み線の上に材木で置かれていた。2010年5月に再び台車が取り付けられたが、翌年2月に解体された。 DD55 11号機 元国鉄DD13形で国鉄時代の番号はDD13 112号機。1961年汽車会社製造。 1983年3月から使用が開始され、近年まで主力機として使用されていたが、2001年頃に廃車された。車体は解体され、動輪のみが仙台港駅のトラック出入口付近に保存されていた。しかし、その後に発生した東日本大震災の影響により、無くなっている事がgoogleストリートビューに記録されている。 DE10 89, 133, 134, 141号機元国鉄DE10形。89・141号機が1969年汽車製造製、133・134号機が1969年日本車輌製である。蒸気発生装置 (SG) 付き。1986年から1987年に国鉄で廃車となって、DD55の代替として購入した。しかし、購入後一度も使用されることなく、1995年にSD55 101の購入により余剰となり、その後数年にかけて順次解体された。 SD55 102(2009年) SD55 101(2008年) DD55 12(2009年) SD55 105(2015年)
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