電車牽引用特殊装備の設置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 01:25 UTC 版)
「国鉄EF64形電気機関車」の記事における「電車牽引用特殊装備の設置」の解説
総合車両製作所新津事業所(旧・JR東日本新津車両製作所)では、JR東日本の通勤形・一般形電車を製造しているが、同所で落成した車両を首都圏へ配給回送するため、電車牽引用装備を長岡車両センター配置の1030・1031・1032が装備する。 EF63形やEF81 134・136・139・140・141・151と同等の双頭連結器に交換。 ブレーキ読替指令装置を搭載し制御のためのジャンパ連結器を装備。 各総合車両センターで改造落成した車両の配給回送でも運用されるほか、廃車車両の解体作業が従来の大宮総合車両センターから長野総合車両センターに移管されたため、長野への廃車車両の牽引回送でも運用される。その様子を指して、愛好家からは「死神」という俗称で呼ばれることもある。 特殊な例では、E233系をベースとする小田急電鉄の4000形電車が、乗り入れ先の常磐緩行線に導入が予定されていたCBTC関連工事(白紙化)および、千代田線ホームドア関連工事を行うため、EF64 1030 - 1032の牽引で、事前に回送してあった松戸車両センターから大宮総合車両センターに配給回送されたことがある。
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