広島市内観光バス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 08:49 UTC 版)
「中国ジェイアールバス」の記事における「広島市内観光バス」の解説
中国ジェイアールバスでは、広島市内観光バス として、市内を循環する路線バス1系統(4路線)と、定期観光バス「広島世界遺産定期観光バス」を含め2路線3系統を運行している。 めいぷる〜ぷ 広島駅新幹線口を拠点に、市内の主要観光地を循環する路線バス。2013年4月19日から9月30日までの半年間の予定であったが、運行継続が決定した。 まず「オレンジルート」と「グリーンルート」の2ルートが開設された。ルートの大半が重複するが、経路が一部異なり、単純に「外回り」「内回り」の関係とはなっていない。下記の停留所(「めいぷる〜ぷ」専用にデザインされた標識柱が設置されている)以外には停車しない。オレンジルート、グリーンルートの名称設定時に、オレンジルートは従前のままでグリーンルート側が路線変更になり、現代美術館前、ひろしま美術館前、横川駅が外れて、お好み村前が追加された上で順番も見直された。その後2017年7月にグリーンルートを増便、オレンジルートの運行本数を減便した上、オレンジルートと運行経路はほぼ同じで現代美術館前を通らないレモンルートが追加された。また同時にグリーンルートのお好み村前は廃止され、並木 本通りへ移設追加した。オレンジルート:広島駅新幹線口→県立美術館前→広島城→ひろしま美術館前→紙屋町→原爆ドーム前→平和記念公園前→八丁堀→現代美術館前→広島駅新幹線口 グリーンルート:広島駅新幹線口→八丁堀→紙屋町→原爆ドーム前→平和公園前→並木 本通り→県立美術館前→二葉の里・歴史の散歩道→広島東照宮前→広島駅新幹線口 レモンルート:広島駅新幹線口→県立美術館前→広島城→ひろしま美術館前→紙屋町→原爆ドーム前→平和記念公園→八丁堀→広島駅新幹線口 ブルールート:広島駅新幹線口→広島港(宇品)→紙屋町→原爆ドーム前→平和公園前→並木通り入口→広島駅新幹線口 全便が広島駅新幹線口が終点となっており、広島駅新幹線口を通り過ぎて乗車する場合には広島駅新幹線口で運賃を一旦支払った上で乗換券をもらい次のバスに乗車する事になる。ブルールートの広島駅新幹線口~広島港(宇品)及び広島港(宇品)~紙屋町~広島駅新幹線口の運賃(320円)を設定 ※ 広島港(宇品)~紙屋町~広島駅新幹線口のうち紙屋町~広島駅新幹線口の運賃は他のルートと同額 専用のラッピングを施した車両が使用される。広島地域の路線バスと異なり、前乗り定額先払い、中降りとなる。専用の一日乗車券も設定されている。PASPY・ICOCAでの決済も可能。 ひろしまドリミネーション期間中は特別ルートの臨時便が運行される場合有り。 2017年3月26日、乗客数100万人を達成。 めいぷるスカイ 2014年4月19日から運行開始した定期観光バス。広島市内の定期観光バスは以前広島バスが運行していたが、2013年11月30日の運行を最後に廃止となっており、約半年ぶりに「復活」となった。 大阪線で使用された三菱ふそう・エアロキングの屋根を切り取って二階建てオープントップバスに改造し、塗装と座席を変更した車両を使用。改造は大阪の「ケーテー自動車工業」が担当。 途中降車のない「広島市内ドライブ車窓コース」(所要時間1時間半)と、原爆ドーム前から広島平和記念公園への徒歩移動・周遊時間を設けた「広島市内平和祈念公園下車コース」(所要時間2時間)がある。 安全確保のため、3歳以下の幼児は乗車できない。 広島県を本拠地とするプロスポーツチームの優勝パレードに起用されることがあり、2015年にはサンフレッチェ広島、2016年・2017年には広島東洋カープの優勝パレードに登場した。 新型コロナウイルス感染症の影響で2020年春から運休しており、同年秋から1台がJRバス関東に貸し出され、栃木県那須塩原市の塩原温泉郷や千葉県館山市で運行された。 広島世界遺産定期観光バス 広島市内と宮島(厳島)を巡る定期観光バス。市内から宮島への移動には広島港からの高速船(瀬戸内シーライン)を利用する。 所要時間7時間40分。〝めいぷるとりっぷ〟カラーの専用バスで運行される。
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