平野の降板と番組の終了
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「ABCアシッド映画館」の記事における「平野の降板と番組の終了」の解説
近年は、番組改編直後の放送で、平野が改編を無事に乗り越えたことを報告、聴取者らに向け感謝の言葉を送るのが恒例になっていた。放送開始時間が深夜2時から3時に繰り下げられた2008年の途中からは、早朝番組に近い番組と化したため、平野・鳥居ともリスナーの番組離れを危惧。それまで生放送で聴取していたリスナーからも、予約録音に切り替えるなどの対応を取る。その一方で、早朝に目が覚める年齢層がリスナーに加わったため、ニューカマーに向けて番組をアピールするようになる。 2009年7月4日の放送で平野が「充電期間に入る」との理由で降板。同年7月11日の放送からは、26時開始の30分番組として鳥居1人で3ヶ月間パーソナリティを務め、同年10月3日の放送を最後に、レギュラー番組としての放送を一時終了し、特別番組として月一回放送の継続を発表。以後、ABCラジオの公式サイト内「メール&お便り」では、レギュラー放送終了直後から本番組を「終了した番組」と告知。 阪神タイガース戦の結果如何によって直前まで放送の有無が不明だったが、2009年10月に『ABCアシッド映画館スペシャル』として平野が3ヶ月ぶりに復活。放送するにあたり枠内で許す限りの映画紹介を行うという慌しい放送となった。公式アナウンスでは概ね月1回のペースで土曜日の21時台(特別番組枠)に放送するとされたが、11月放送分はスケジュールの都合で平野が欠席、再び鳥居一人での30分番組となり番組内で存続が全くの白紙である事を鳥居が打ち明けた。新作映画の紹介と、鳥居による映画関係者へのインタビューを中心に放送、このスペシャルとしての2回目の放送を最後に12月分の放送は行われず、年末恒例シネマグランプリの公募も開催も行われなかった。結果的に16年8か月の放送に幕を下ろした。 ABCの放送においてアナウンスも無く、パーソナリティ本人らによる告知も無く、同年12月中頃、番組公式サイトにてサイトの閉鎖を告知。これにより自然消滅に近い形で途絶える事となった。
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