平野フジミ(ひらの フジミ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 03:22 UTC 版)
「夕凪の街 桜の国」の記事における「平野フジミ(ひらの フジミ)」の解説
原作第二部及び映画・小説版では回想シーンのみ登場。息子の旭の結婚と転勤に伴い「桜並木の街」へ転居する。夫と娘3人に先立たれ、自分だけが生き延びたことに罪悪感を抱いている。「夕凪の街」に在住時は、手伝いに訪れる京花を気に入っていたものの、息子が京花と結婚することについては、知り合いが原爆症で死ぬ姿を見たくないという理由で、当初は反対していた。1987年の春、孫・凪生の看護で通院する日々を送るなか発病し、同年の8月27日、80歳(映画・小説版では1990年9月27日、83歳)で病死。病床においては、孫の七波を、末娘の友達と混同していた。
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