平野の巨大動物(ジャイガンテロープ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 06:53 UTC 版)
「アフターマンの生物一覧」の記事における「平野の巨大動物(ジャイガンテロープ)」の解説
ジャイガンテロープ (Gigantelope) は、大型の草食動物で、レイヨウの子孫である。かつてのゾウ・カバ・キリン・サイのように大きな体と太い四肢を持ち、体重10トンにもなる。首の下の皮膚にたるみがあり、そこを通る血管から体熱を放散している。 メガロドルカス・ギガンテウス (Megalodorcas giganteus) 代表的なジャイガンテロープで、二対の角を持つ。後ろの一対は耳より後ろで垂れ、もう一対は顔の上を越えて大きくアーチ状に曲がっている。これらの角で地面を掘って草の根などを食べる。 ロングネッキド・ジャイガンテロープ:グランディドルカス・ロエセルミヴィ (Long-necked gigantelope :Grandidorcas roeselmivi ) 首が長く頭部は小さく、7mの高さにある樹の葉を食べることができる。角は退化し、頭頂部に痕跡状に残っている。 ショベルホーンド・ジャイガンテロープ (Shovel-horned gigantelope) 本書の時代より少し前に絶滅した。前の角が浅瀬の水草をすくいとるのに適した形になっていた。 ランディーホーン:テトラケラス・アフリカヌス (Rundihorn :Tetraceras africanus ) ジャイガンテロープの一種で、角は四本とも正面を向いており短い。自衛のために使うこともできるが、むしろ求愛行動の際に重要な役割を果す。
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